本棚。41
- カテゴリ:マンガ
- 2011/08/23 17:23:07
「レディーヴィクトリアン」 20巻完結
著者・もとなおこ 出版・秋田書店
19世紀のイギリス。ヴィクトリア時代。
田舎からロンドンに、家庭教師として働くため出てきた ベルがそのドジっぷりで様々な騒動を引き起こしつつ、最高のレディーを目指す。
女王陛下より“銀のレディー”の愛称を賜った 侯爵令嬢レディー・エセル と 下町育ち下町なまりの小説作家 アージェント は同一人物!なのですが、
別の顔がある一人の人物というよりも、二人の人物が別々の物語を同時進行していく感じです。
レディー・エセルとしてもアージェント・グレイとしてもハッピーエンドを迎えたのが感動しました。
女装男子が好きなのですが、この人はそれとは違うような。。。
今立っているのが自分の場所だと胸をはる人のお話。
途中から読むのもまた、楽しいものです(笑)
確かに伏線長い!www でもそれぞれが絶妙に収まって、素敵ですね^^*
「コルセットに翼」は、完結してから一気に読もう、とか思ってます(笑)
18,19,20巻あたりを買って、最近になって1巻を買いました。
↑ どーゆー買い方だ (笑)
この順で読むと、1巻がけっこう感動もので。
ガヴァネス(家庭教師)としての就職活動は、パーティー中の子供の相手を、
レディー・エセルから勧められて、採用されたのねー、とか。
ベルのパパ牧師さんの童話をアージェントが童話集に仕立てるエピソードって、
はるか1巻から始まっていて、最終巻近くで実現されているのね~、と。
伏線、長っ!!
でも、ちゃんと最高のタイミングで使われていて、ぐっときました。
(↑ レディース・マガジンの危機と、クリスマスと・・
パパさんの童話を心の支えにした、もう一人の編集者と!)
新シリーズ『コルセットに翼』も、飛び飛びで買っています。(← ~~^^;)