アルジャジーラが伝える
- カテゴリ:ニュース
- 2011/08/21 00:22:50
放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ
「福島第一原発を考えます」
福島第一原発事故について考え続け、放射能防御プロジェクトを進めます。
アルジャジーラが伝える
アルジャジーラが伝える
「首都圏で放射性物質による健康被害がはじまっている」
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011-08-20 12:31:24 | 福島第一原発
放射性物質による健康被害は、首都圏でおこっていることは、色々なシグナルが出ています。僕のところにも、十人を超える医師からの懸念が伝わっています。こういう懸念を持つ人々の懸念を、僕も、「放射能防御プロジェクト」も共有化したいと考えています。医師や歯科医師、医療関係者の皆さんで放射能による被害の兆候感じたり、心配をされている方は、メールなどで情報をお寄せ下さい。情報のみならず、連携して行動することが大切と思います。
下記に引用しましたが、アルジャジーラの取材に対して、千葉の柳沢医師が「子供に、鼻血が増えたり、インフルエンザのような症状、下痢がつづく状態がみられる。放射能によるものとみている。。これまでの、身体についての医学的知見では説明のつかない状況に直面している」と話しています。こうした言説が、明確化し、出てきたのが、全世界のメディアの中で、原子力に依存する発想を持つ必要のないテレビ局で、なおかつ取材情報レベルが世界標準よりも高い「アルジャジーラ」というのは、興味深いです。諸外国の、特に欧米メディアが、この流れに続いて参入してくると僕は思います。そうすると、日本のメディアの後進性、今回の事態に直面しないマスメディアの組織的硬直さと記者たちのふがいなさが明確化して、僕はよいと思います。こういう懸念を伝える事が記者の最もすべき仕事であって、それをしない人は、記者としての根幹がないと僕は思います。自国に起きている健康被害の兆候をいちはやく細かく伝える事が、記者としてすべきであって、それよりも優先されることなど一つもありません。しかも子供のことです。僕のブログを何のために、メディア関係者は読んでいるのだろうかと疑問に思います。正直、馬鹿かと。こういうインタビューを先に海外の、しかもアルジャジーラに流される恥を知ったほうがよい。
さて、イタリア在住の邦人からは、次のような情報が寄せられました。
「北イタリアのロンバルディア州(ミラノのある州です)でチェルノブイリの事故前に200例だった先天性白内障の症例が3000例に増えた。その後数年でまた減って行ったためチェルノブイリの影響とわかった。」
「1991年生まれの彼のお子さんが先天性白内障で、生後2年間も原因がわからないまま
盲目だと思われていたそうです。
診断がついた後で手術をして見えるようになりましたが、成長に応じてレンズを入れ替えるため
何度も手術を受けなければならず、今年20歳で最後の手術を受けるそうです。」
症例の数はおっしゃっている話なので曖昧な点もあるかも知れませんが、かなり増えている事は事実です。なお、例えば、イタリアのセシウム134とセシウム137の合算降下量はチェルノブイリの時に平均6,500Bq/�とされています。東京は、「放射能防御プロジェクト」」の調査でも平均30,000Bq/�を超えています。まずこれで今の東京はチェルノブイリの時のイタリアの約五倍、セシウムが降下しています。しかも、これは、動くホットスポットの巣鴨の60,000Bq/kgは入れていない平均値ですので、これを入れればさらに東京の平均値は二倍から三倍になります(チェルノブイリではこのような最大値や動くホットスポットはカウントされています)。このように考えると、チェルノブイリの時のイタリアのセシウム合算降下量(平均)と、今回の東京を比較すると、十倍から十五倍も多く、合算したセシウムが東京に降下している可能性があります。ちなみに西ドイツは、セシウム合算の降下量の平均は6,000Bq/�で、イタリアよりも少し少ないです。東京が、チェルノブイリの時の、イタリアや西ドイツレベルの対応を続けても、顕著な健康被害が回避できる担保はありません。降下量が違います。まして、何も考えていない人々は、追い込まれる可能性が高いと僕は思います。
http://english.aljazeera.net/indepth/features/2011/08/201181665921711896.html
木下黄太氏講演会in福岡(春日グローバープラザ)
日時:9月3日(土)15時~17時、懇親会17:30~19:30
海外からしか、本当の情報が得られないなんて日本はどうかしてる。
おとなしい国民、本来、政府は国民の為にあるサービス業じゃないのか?
放射性物質による健康被害は、首都圏でおこっていることは、色々なシグナルが出ています。僕のところにも、十人を超える医師からの懸念が伝わっています。こういう懸念を持つ人々の懸念を、僕も、「放射能防御プロジェクト」も共有化したいと考えています。医師や歯科医師、医療関係者の皆さんで放射能による被害の兆候感じたり、心配をされている方は、メールなどで情報をお寄せ下さい。情報のみならず、連携して行動することが大切と思います。
下記に引用しましたが、アルジャジーラの取材に対して、千葉の柳沢医師が「子供に、鼻血が増えたり、インフルエンザのような症状、下痢がつづく状態がみられる。放射能によるものとみている。。これまでの、身体についての医学的知見では説明のつかない状況に直面している」と話しています。こうした言説が、明確化し、出てきたのが、全世界のメディアの中で、原子力に依存する発想を持つ必要のないテレビ局で、なおかつ取材情報レベルが世界標準よりも高い「アルジャジーラ」というのは、興味深いです。諸外国の、特に欧米メディアが、この流れに続いて参入してくると僕は思います。そうすると、日本のメディアの後進性、今回の事態に直面しないマスメディアの組織的硬直さと記者たちのふがいなさが明確化して、僕はよいと思います。こういう懸念を伝える事が記者の最もすべき仕事であって、それをしない人は、記者としての根幹がないと僕は思います。自国に起きている健康被害の兆候をいちはやく細かく伝える事が、記者としてすべきであって、それよりも優先されることなど一つもありません。しかも子供のことです。僕のブログを何のために、メディア関係者は読んでいるのだろうかと疑問に思います。正直、馬鹿かと。こういうインタビューを先に海外の、しかもアルジャジーラに流される恥を知ったほうがよい。
さて、イタリア在住の邦人からは、次のような情報が寄せられました。
「北イタリアのロンバルディア州(ミラノのある州です)でチェルノブイリの事故前に200例だった先天性白内障の症例が3000例に増えた。その後数年でまた減って行ったためチェルノブイリの影響とわかった。」
「1991年生まれの彼のお子さんが先天性白内障で、生後2年間も原因がわからないまま
盲目だと思われていたそうです。
診断がついた後で手術をして見えるようになりましたが、成長に応じてレンズを入れ替えるため
何度も手術を受けなければならず、今年20歳で最後の手術を受けるそうです。」
症例の数はおっしゃっている話なので曖昧な点もあるかも知れませんが、かなり増えている事は事実です。なお、例えば、イタリアのセシウム134とセシウム137の合算降下量はチェルノブイリの時に平均6,500Bq/�とされています。東京は、「放射能防御プロジェクト」」の調査でも平均30,000Bq/�を超えています。まずこれで今の東京はチェルノブイリの時のイタリアの約五倍、セシウムが降下しています。しかも、これは、動くホットスポットの巣鴨の60,000Bq/kgは入れていない平均値ですので、これを入れればさらに東京の平均値は二倍から三倍になります(チェルノブイリではこのような最大値や動くホットスポットはカウントされています)。このように考えると、チェルノブイリの時のイタリアのセシウム合算降下量(平均)と、今回の東京を比較すると、十倍から十五倍も多く、合算したセシウムが東京に降下している可能性があります。ちなみに西ドイツは、セシウム合算の降下量の平均は6,000Bq/�で、イタリアよりも少し少ないです。東京が、チェルノブイリの時の、イタリアや西ドイツレベルの対応を続けても、顕著な健康被害が回避できる担保はありません。降下量が違います。まして、何も考えていない人々は、追い込まれる可能性が高いと僕は思います。
http://english.aljazeera.net/indepth/features/2011/08/201181665921711896.html
木下黄太氏講演会in福岡(春日グローバープラザ)
日時:9月3日(土)15時~17時、懇親会17:30~19:30
海外からしか、本当の情報が得られないなんて日本はどうかしてる。
おとなしい国民、本来、政府は国民の為にあるサービス業じゃないのか?
私、ヨーロッパ本社の会社に勤めてますが、本国からの日本駐在社員たち、震災と同時に逃げるように自国に帰って行き、落ち着いてきてから戻ってくるのかと思っていたら、「東京勤務なら会社辞めます」と言って去ってしまった。
今思えば、正しい情報を得ていたからでしょう。
そんな状況とも知らずに、韓流に夢中になっている日本人たち、メディアの被害者ですね。
俳優の写真のうちわやペンライトの変わりに「日本国旗」を手に持って「追っかけ」するならまだ許すけど。
何が本当か走りませんが、日本だけの情報って
やっぱり凄く偏ってると思ってます。