セイタカアワダチソウ
- カテゴリ:日記
- 2011/08/19 19:17:23
夏の終りから秋の入り口の季節。名前がわかるこの時期の野の花は、オオイタドリ、
キクイモ、ノラニンジンなどです。クズの花もちらほら咲き始めました。これらの花は、
いずれも大振りであまり可愛くありません。
クズって秋の七草の一つだそうです。もっとも私には秋の七草がどんなものか、
調べてみなければわかりませんが、ススキなんかは入っていそうです。
もう一つ、この時期の花としてすっかり定着したものに、セイタカアワダチソウが
あります。セイタカとは言うももの、せいぜい1~1.5m位で、オオイタドリやキクイモの
方が背が高い。ススキよりも低いですね。それで、ちょっと興味が引かれ、少し調べて
みました。
セイタカアワダチソウは、昭和40年代に全国的に大繁殖したそうです。この頃には
、3.5~4mにもなるものがあったようで、これ位になると、なるほどセイタカですね。
セイタカ君は、地表から50cm位の深さに根を張り、栄養を吸い上げていました。
この深さは、ネズミやモグラが活動する深さで、植物の栄養となる物質が豊富でした。
おそらく排泄物なんかでしょうかね。
そんな訳で、セイタカ君は豊富な栄養と旺盛な繁殖力、おまけに他の植物を寄せ付け
なくする何とかという物質まで出して、どんどん大きく成長し、他の植物を駆逐して勢力
範囲を広げていきました。
ところがその後、人間によるネズミやモグラの駆除が進み、新たな栄養源の補給が
少なくなるとともに、セイタカ君同士の栄養確保の競争が激しくなり、次第に勢力が衰え
ていった、という歴史があるようです。
今では、比較的小じんまりとした群落を作り、背丈も低くなり、他の植物と共存して暮
らしているように見えます。周囲の状況に適応して、仲間内の争いにも折り合いを付け
て、それなりの状態に落ち着いたということでしょうか。
このようなことは、人間社会の歴史や日常にも、たくさんありそうなことだと思いました。
もっとも、人間社会では、取り分をめぐる争いで、共倒れで全滅ということもありそうで
すが。
「秋の七草」確かになじみ薄いですね。この中で、すぐわかるのはススキ、葛、撫子
くらいです。〇〇萩というのはいっぱい有りますが、ここで言う萩はこちらにはなさ
そうです。桔梗もいっぱい種類があって、どれがどれかわかりません。撫子は、
ヤマトナデシコなんでしょうが、これも少なくなっているのかな?
かっぱくんさん、生け花やっているのですか?
この花に アレルギーを お持ちの方も 多いようですね ...
『秋の七草』 は 萩・尾花(ススキ)・葛・撫子・女郎花・桔梗(または 朝顔)・藤袴 ...
春の七草 と 違って 食べられないせいか 今ひとつ 覚えていただけないようです。
そこら辺から 摘んできて 床の間に 生けられるので 茶花 には 欠かせません。
今風の お家の中では 地味すぎて 存在感が薄いかもしれませんが
儚げで 楚々としながらも どこか 凛とした 佇まいに 魅かれます ...
ここで名前が出た植物は、多分全国的に分布していると思います。
たいして綺麗でも可愛いでもない花ですから、皆さん無関心なのは
仕方がありません。
イタドリとキクイモは食べれますよ。イタドリは若い芽のうちに採って
油で炒めたりして食べると、少し酸味があっておいしいですよ。キクイモ
は、岐阜県かどこかで味噌何とかにして食べているとか?
詳しいといっても、名前がわかる野の花は、せいぜい30前後
しかありません。大したことはありません。でも、ちょっと興味
をもって名前を調べた花は、不思議と忘れません。
逆に、花屋の店先で「観賞用」のきれいな花を見かけて、その場は
名前を覚えるのですが、しばらくすると忘れてしまいます。
何なんでしょうね。
お陰で、外出先でも少しそういうものに目を向けて見るようになりそうです。とてもいい心のゆとりです。
セイタカアワダチソウは、昔近くの広大な空地に群生していました。1~2m位はあったようです。その空地も今や大病院が建ち、庭も整備され雑草もきれいに刈られています。
でも、心配?はありません。近くの川べりの土手にも元気で共存している筈です。涼しくなったら見に行きましょう。
情報有難うございました。コメントした先様のブログが当方にコピーされるのと、下部でちゃんと会話をやりとりされているのを拝見して、もしやと思いましたので。
4mというのは、ちょっと大げさに私が付け加えちゃったもので
ごめんなさい^^。でも3.5mというのはあったようです。これでも
十分に大きいですよね。花粉症を心配して駆除した地域もあったようです。
私の周囲では、夏はあまり可愛い花ありません。春が一番です。
ちょっと林の中に入れば、小さな可愛い花がいっぱいです。
びっくりしました☆
植物は好きなのですけれど、名前があまり分からない、というのがよくあります^^
セイタカアワダチソウ、一時はとっても背高君になったのですね~♪
そういえば人間も少しずつセイタカアワダチソウのように背高になってきていると思いますw
これも栄養豊富なおかげなのかしらw
それはすごい眺めですよね。だって他の植物が見えなくって
野原一面黄色になっちゃうんですもん。
私の住んでいるところでは、あまり見かけません。
駆除してるのかしら?
フランスでも、見ないですねWW
フランスの野の花は可愛いですよ。
カメラの電池が無いので、撮れませんが、真夏にこんなに咲くんだと
いつも感心しています。
セイタカアワダチソウは、一気に増殖しましたねぇ。
今では、そこら中で見かけますねぇ。
確かに、昔より背が低くなってきましたねぇ。
アレルギーもっている人にはつらいでしょうねぇ。
アレルギー性疾患の引き金となるようなもの多いですね。
北海道は、一部を除き、杉はないのですが、シラカバ、ハンノキ、
ヨモギ、その他イネ科の植物等々、アレルギーを引き起こすもの、
いっぱいあります。
杉ほどの飛散力はないようですから、近寄らないのが一番かも
知れません。
私は子供の頃喘息を患っていたのですが、
家の敷地内にこの草がはえると、母がカマを持ってきて切り倒していた記憶があります。。。
未だに、セイタカアワダチソウの花を見ると、
喘息は完治しているのに、遠回りする癖があります^^;
結構可愛い。良く似た花が、花屋さんの花束に使われています。
3.5m~4mなんて、すごく大きい時があったのですね。
想像もつかない大きさです。まるで木のようですね。