泊原発とNHK,,に関する記事 抜粋
- カテゴリ:ニュース
- 2011/08/19 12:45:15
★ルーチンになってしまった定期検査
許されない泊3号「営業運転」
本来は、原発の定期検査において原子炉を起動しているのは、調整運転でなければチェックできないところを調べるためだった。従って、原子炉起動から発電、そして営業運転まで「何ら変わらない」運転をするなど許されないはずだったが、いつ頃からか調整運転中の電力を実際に供給計画に組み込むようになってから、境目がなくなってしまった。
だが調整運転までが電力供給計画に組み入れられてしまえば、もし何らかの問題あっても容易に止められなくなり、調整運転が事故を誘発するなどと、本末転倒な事態になってしまう。実際、定検終了直後のトラブルは多い。そのために一ヶ月ほどをかけて安定運転が出来るかどうかを調査するためにあるのが調整運転なので、単なる手続き上の違いなどというのはとんでもない思い違いだ。
3.11以前と以後では世の中が変わってしまった。昨日と同じ今日は来ない。特に原発は、それ以前の安全基準が全て無効になった。本来ならば全部止めるべきなのに、そういう指示を出さない安全委に大きな責任がある。
TMI後もチェルノブイリ原発事故後も、同型機は全部止めた。今回はBWR固有の問題ではなく地震と津波による原発震災なのだから、およそ全部の原発に問題が及ぶ。地震が来ない地点の原発など無いのだから。ところが経産省は「動いているかいないか」という全く意味の無い形式(稼働状態)だけで線引きをした。それ自体が大きな間違いなのだから、その上に乗っての泊3号定検合格など茶番に過ぎない。
大飯1号機と泊3号機が定期検査合格証が交付されないままに運転をし続けていて大飯1号機は事故を起こして停止した。そのため「関電の設備能力の3%を失った」というが、それは一基で出力の大きな原発に依存してきたから起きたことだということも忘れてはならない。
★万全の備えが必要 M7級の余震
本来は、原発の定期検査において原子炉を起動しているのは、調整運転でなければチェックできないところを調べるためだった。従って、原子炉起動から発電、そして営業運転まで「何ら変わらない」運転をするなど許されないはずだったが、いつ頃からか調整運転中の電力を実際に供給計画に組み込むようになってから、境目がなくなってしまった。
だが調整運転までが電力供給計画に組み入れられてしまえば、もし何らかの問題あっても容易に止められなくなり、調整運転が事故を誘発するなどと、本末転倒な事態になってしまう。実際、定検終了直後のトラブルは多い。そのために一ヶ月ほどをかけて安定運転が出来るかどうかを調査するためにあるのが調整運転なので、単なる手続き上の違いなどというのはとんでもない思い違いだ。
3.11以前と以後では世の中が変わってしまった。昨日と同じ今日は来ない。特に原発は、それ以前の安全基準が全て無効になった。本来ならば全部止めるべきなのに、そういう指示を出さない安全委に大きな責任がある。
TMI後もチェルノブイリ原発事故後も、同型機は全部止めた。今回はBWR固有の問題ではなく地震と津波による原発震災なのだから、およそ全部の原発に問題が及ぶ。地震が来ない地点の原発など無いのだから。ところが経産省は「動いているかいないか」という全く意味の無い形式(稼働状態)だけで線引きをした。それ自体が大きな間違いなのだから、その上に乗っての泊3号定検合格など茶番に過ぎない。
大飯1号機と泊3号機が定期検査合格証が交付されないままに運転をし続けていて大飯1号機は事故を起こして停止した。そのため「関電の設備能力の3%を失った」というが、それは一基で出力の大きな原発に依存してきたから起きたことだということも忘れてはならない。
★万全の備えが必要 M7級の余震
専門家「年内1、2回可能性も」
東日本大震災の余震は今も続いている。マグニチュード(M)7級の余震は六回を数え、最近では7月10日に発生した。年内にM7級が1、2回起こる可能性を指摘する専門家がおり、備えを怠らないことが大切だ
M6以上の余震は、3月は70回だったが、4月は10回、7月は4回にまで減った。そのうち、M7級は震災当日に3回あったほか、4月に2回、7月に1回あった。
年内に1、2回はあるかもしれない。来年も一回ほど発生する恐れがある」とみる専門家がいる。懐中電灯を手探りで捜せる場所に置いたり、家具を固定するなどの備えは怠らないでほしい。
(8月16日 東京新聞より抜粋)
★145億円の東電債保有 NHK原発報道の資格なし
福島第1原発事故から、一貫して批判されてきたのがNHKの原発報道だ。原子力村の御用学者を重用し、「メルトダウンはしていない」「安全だ」と繰り返してきた。でも、実際はチエルノブイリ並みのレヴェル7で、国民はだまされてきたわけだ。
“皆さまのNHK”が、なぜあからさまな原発推進報道をしてきたのか。どうもおかしいと思ったら、やはりNHKと電力会社はウラでつながっていた。「平成22年度 財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書に関する説明書」によると、NHKは総額900億円超の事業債を保有している。保有金額の上位5社は電力会社で、東京電力(保有数23/金額145億円)、中部電力(9/68億円)、関西電力(12/65億円)中国電力(10/51億円)、東北電力(7/45億円)の順だ。
事故に関連して致命的な失態が明らかになり、東電の会社存続がかなわなくなった場合、ステークホルダーであるNHKも甚大な被害を被ることになる。事故の闇に迫れば迫るほど、自分たちの首を絞めてしまうという関係。
これで中立的な報道ができるのか。運用資金あるなら受信料下げろ
立大教授の服部孝章氏(メディア法)はこう言う。
「今回の事故で、東電は情報隠しを行ってきた。それを暴く立場の報道機関が利害関係者では、視聴者は不信を抱く。実際、3月の事故直後にどこよりも『原発は安全だ』と報じてきたのはNHKです。NHKは、なぜ東電債を保有しているのか、なぜ資産運用が必要なのか、会見を開いて説明すべきです」
そもそもNHKは営利目的の民間企業とは違う。資産運用など必要ないはずだ。運用に回すほどカネが余っているなら、受信料を下げるべきではないか。
(8月18日発行 日刊ゲンダイより抜粋)
東日本大震災の余震は今も続いている。マグニチュード(M)7級の余震は六回を数え、最近では7月10日に発生した。年内にM7級が1、2回起こる可能性を指摘する専門家がおり、備えを怠らないことが大切だ
M6以上の余震は、3月は70回だったが、4月は10回、7月は4回にまで減った。そのうち、M7級は震災当日に3回あったほか、4月に2回、7月に1回あった。
年内に1、2回はあるかもしれない。来年も一回ほど発生する恐れがある」とみる専門家がいる。懐中電灯を手探りで捜せる場所に置いたり、家具を固定するなどの備えは怠らないでほしい。
(8月16日 東京新聞より抜粋)
★145億円の東電債保有 NHK原発報道の資格なし
福島第1原発事故から、一貫して批判されてきたのがNHKの原発報道だ。原子力村の御用学者を重用し、「メルトダウンはしていない」「安全だ」と繰り返してきた。でも、実際はチエルノブイリ並みのレヴェル7で、国民はだまされてきたわけだ。
“皆さまのNHK”が、なぜあからさまな原発推進報道をしてきたのか。どうもおかしいと思ったら、やはりNHKと電力会社はウラでつながっていた。「平成22年度 財産目録、貸借対照表、損益計算書、資本等変動計算書及びキャッシュ・フロー計算書に関する説明書」によると、NHKは総額900億円超の事業債を保有している。保有金額の上位5社は電力会社で、東京電力(保有数23/金額145億円)、中部電力(9/68億円)、関西電力(12/65億円)中国電力(10/51億円)、東北電力(7/45億円)の順だ。
事故に関連して致命的な失態が明らかになり、東電の会社存続がかなわなくなった場合、ステークホルダーであるNHKも甚大な被害を被ることになる。事故の闇に迫れば迫るほど、自分たちの首を絞めてしまうという関係。
これで中立的な報道ができるのか。運用資金あるなら受信料下げろ
立大教授の服部孝章氏(メディア法)はこう言う。
「今回の事故で、東電は情報隠しを行ってきた。それを暴く立場の報道機関が利害関係者では、視聴者は不信を抱く。実際、3月の事故直後にどこよりも『原発は安全だ』と報じてきたのはNHKです。NHKは、なぜ東電債を保有しているのか、なぜ資産運用が必要なのか、会見を開いて説明すべきです」
そもそもNHKは営利目的の民間企業とは違う。資産運用など必要ないはずだ。運用に回すほどカネが余っているなら、受信料を下げるべきではないか。
(8月18日発行 日刊ゲンダイより抜粋)
・50円でNHKを解約する方法 追加バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=eXHtr8nKn2k&feature=related
・・・ついつい思い出してしまいました(笑)。^^
営利目的に資産運用するなら、強制的にNHKの視聴料を集めないでよ。