『コクリコ坂から』
- カテゴリ:映画
- 2011/08/18 20:18:33
ジブリの最新作『コクリコ坂から』という映画、皆さんはもう鑑賞しましたで
しょうか?
企画・脚本は宮崎駿氏、監督は宮崎吾朗氏と親子タッグですね!!
コクリコというお花はポピー、ヒナゲシのことで、最近の映画『借りぐらしの
アリエッティ』の中でも咲いていて、とても印象の残るお花です✿
映画の中の男の魔窟≪カルチェラタン≫、思わず『ハウルの動く城』のハ
ウルのお部屋を思い出してしまいましたww
時代は戦後、1960年代あたりでしょうか、ヒロインの少女がお釜でご飯
を炊き、あのころのお洗濯は何と1枚1枚ローラーをかけて脱水していたの
ですね!!∑(゚Д゚)
今ではボタンひとつでご飯が炊き上がり、洗濯が終わります。
ひとつひとつのこと、本当はすごく有難いことなのですが、当たり前すぎて
それが感じられない時代だと思いました。
ひとつひとつが手間のかかる時代、それだけで足りる、補える、ものを大
切にする、つまりものを粗末にしないということでしょうか?
幸せは探しはじめたら、どんどん遠ざかっていき、実は身近にちょっとした
瞬間に隠れているのかもしれません。
主人公・ヒロインの松崎海ちゃんも真っ直ぐですが、ヒーローの風間俊くん
もすごく真っ直ぐですね!!
そう真っ直ぐで、ちょっと無鉄砲なところがあって、優しくて芯が強い、
でもちょっと頼りなさそうなところもあって、でも凛々しさもある、そん
な感じです。
原作は読んでいませんのわかりませんが、話を聞く限りかなりいらないも
のはそぎ落とされ、映画の脚本として成立しているようです。
ジブリの映画制作は、すごく日本的だと感じるときが多々あります。
生け花と一緒のような感じです。
生け花は花器ですが、映画には時間という器があります。
その枠の中の宇宙にいらないもの切り落として入れていきますが、物足
りないところにどんどん補充していくプラス精神がフラワーアレンジだと
しましたら、生け花はもっと要らないものを捨ててバランスを取っていく
というマイナス精神であります。
ところで、偶然どこかのおば様軍団から手島葵さんが歌う主題歌「さよな
らの夏~コクリコ坂~」は、昔ドラマで使用されていた森山良子さんが歌
った「さよならの夏」なのよ!!と聞きました……。
ジャズ、学園闘争、歌……ちょとした昔の時代背景の作り方にも細かく、
力が入っているのを感じました。
ノスタルジックな世界、村上春樹氏の『ノルウェイの森』や庄司薫氏の
『赤頭巾ちゃん気をつけて』と重なってくる背景がありますが……。
映画『コクリコ坂から』は、毎日丁寧に一生懸命生きる人々を感じます!!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます☆ ^^
とても嬉しいコメント、どうもありがとうございます♪(=⌒▽⌒=)
まっすぐ丁寧に生きていきたいとは思いますが……、日々ファーストですww
夢はスローライフなのですが(´・ω・`)
レトロでノスタルジックな世界ですが、お洒落さも忘れていないような気がします☆
海ちゃん、メルと呼ばれていますが、フランス語で海なのですよね!!(*^o^*)
まっすぐな二人が、とても魅力的でした!
今よりも生きる事がもう少しだけシンプルだった時代、苦労もたくさんあったのだとは思うのですが
一日一日が丁寧に紡がれていたように思えてなりません。
学生運動時代が背景にある作品が、今年は増えた気がします。
時間の経過とともに、「ノスタルジー」と思ってもらえる環境ができつつある…ということなのでしょうか。
とても嬉しいコメント、どうもありがとうございます♪(=⌒▽⌒=)
ジブリの映画、すてきな雰囲気と心が流れていますよね!!
人情味あふれた活気のある時代、不便は不便ではなかったようです。
毎日を丁寧に大切に生きていきたいと、そう思わせてくれる作品でした☆
コクリコの坂まだ見にいっていないのですがブログを読みいろんなことが見えてきました。
コクリコの坂は戦後の古き良き時代を背景に話が書かれているものであると聞いております。
きっとこの映画を見ることができたら日本人の忘れてしまった大切な心を見つけられるのと思うのです。
ジブリの映画はどれも好きでいつも見るの楽しみにしています。