☆褒め上手
- カテゴリ:子育て
- 2011/08/16 00:36:56
へそ曲がりの人は別として、褒められたり高い評価を受けたりすると気持ちいいものです。好意を人から示されれば、それに対して好意を抱くようになります(好意の相互性といいます)。しかし、その褒め方にもちょっとしたテクニックがあります。
アロンソンとリンダーは、評価のプラス・マイナスと好意の相互性についての実験を行いました。
①最初褒めて、次第にけなす
②最初から終わりまでけなす
③最初から終わりまで褒める
④最初けなして、次第に褒める
この4つの条件で実験を行い、相手からの好意を調べたところ、④→③→②→①の順に高かったそうです。
つまり、最初はけなしておいて、次第に褒めるという方法が最も相手から好まれます。
逆に褒めた後に、けなすと評価は悪くなりますから、要注意です。
専門家に聞くと、褒める効果は、一度けなされて自尊心が低下している時の方が大きいということでした。また、褒めすぎると、そのことに慣れてしまって効果が薄くなるそうです。
また、このことは短時間だけのものではなく、長い時間をかけてもその効果があるそうですから、色々と応用してみてはいかがでしょうか?
ところで、「褒め殺し」というのがありますが、「けなし殺し」というのはないのでしょうかね?(爆笑)
言葉としてメジャーになりにくいんでしょうね。
「いじめ」とか「モラハラ」とか。。
相手が弱者の場合は「虐待」とか。。(^_^;)
正にツンデレを想像しました
「○○さんは、最近仕事がんばってるよね。でも遅刻が多いよ。」(上げて下げる)
と言うよりも、
「○○さんは、最近遅刻が多いね。いないと困ることが多いよ。」(下げて上げる)
と言うほうが、効果的だそうです。