流星と月明かり
- カテゴリ:日記
- 2011/08/14 17:31:04
昨夜はペルセウス座流星群のピークの日でしたが、なんと満月に近い月が空に鎮座!
月明かりで流星の大半は隠されてしまうので、夜空を眺めるのは止めに・・・
電波観測の結果の速報が出ていましたが、例年並の流星は飛んでいた模様。
http://www.amro-net.jp/meteor-results/08_per/2011per_j.html
注)流星の電波観測
流星は発光する時に、周辺の大気を一時的に電子とイオンに分離する”電離”という状態を引き起こします。
このため、流星が飛ぶと瞬間的に電子の濃度が濃くなります。この自由電子は、超短波(VHF)帯の電波(30MHz~300MHz)を散乱させる性質があるのでVHF帯の電波の散乱が起こります。
これを利用しVHF帯の電波が散乱してきた数を流星の数として計測します。
現在日本で広く行われている観測方法は、24時間休みなく発信されているアマチュア無線で使用できる周波数53.750MHzの電波の散乱を観測します。
53.750MHzにセットした受信機の「ザーッ」というホワイトノイズの中に、流星が飛んだとき「コーン」という比較的高い音が聞こえます。
電波観測でも宇宙の神秘が味わえます。
僕も眼視観測はあきらめて、電波観測。
肉眼では月明かりで見えにくかったと思います。
観れた人いるのかなあ~