♪ニコッと時代劇 ~姫の海水浴の巻~ 其の九♪
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/12 21:40:23
蒼 「亀、御苦労であった。」
姫 「乙姫によろしく伝えよ。」
亀は海の底へ帰っていきました。
紅 「…姫様、ここからでございますぞ。」
蒼 「私達の体感では3時間ですが、
300年経ってしまっているのではないでしょうか…。」
姫 「300年後というと、明治時代じゃが…。」
蒼 「めいじじだい?」
姫 「こちらの話じゃ。。
どうやら、見た感じはもとの砂浜じゃが…。
これ、そこの者!この土地の名は何という?」
通りすがり「江戸でございますよ。」
姫 「ほう…。時は経っておらぬの。」
蒼 「そのようですね。」
ここを出た時と同じ様子でございます。」
紅 「例の物語とは少し違うようですね。
ほっといたしました。」
姫 「しかし、これがそうとも限らぬ。」
蒼 「玉手箱ですね。」
♪つづく♪
あせるな。急いては事をし損じると言う。
わらわは石橋を叩いて砕くたいぷじゃ。
何が出てくるのかは明日のお楽しみじゃ。
しいたけが沢山でなければよいがのう。
なしじゃ、なしじゃ!
ひげを付けるのは打ち上げの時だけで十分じゃ。
やはり玉手箱には秘密があるのじゃろうか。
乙姫とは仲良くなったのにの。
玉手箱の他に土産をもらってこなかったのが
誤算じゃったなぁ~。
う~ん
何が出てくるのでしょう
老けなかったのは残念
う~ん、姫様がいっきに年取るのは「なし」かな~
玉手箱の秘密と、乙姫さまのお言葉が気になります~。
玉手箱と姫様のその後が取っても気になります~>▽<)ノ