♪ニコッと時代劇 ~姫の海水浴の巻~ 其の八♪
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/11 17:50:46
蒼 「うさぎ姫様、そろそろお暇をせぬと、
じいや様が心配なされます。」
姫 「まだよいではないか。
御馳走も手つかずの物もある。」
紅 「いいえ、姫様。あまり長居をしても失礼になりまする。」
姫 「わかった。たっぱーをもて!」
蒼 「姫様!」
姫 「冗談じゃ。
せっかく乙姫とも仲良くなったのにの。」
乙姫「お帰りになってしまうのですか?」
姫 「馳走になった。また会いに来る。」
乙姫「とても楽しかったのに、寂しいです…。
またきっと来ると約束して下さいね。
…これは、お土産の玉手箱です。
決してお開けにならないようにしてください。」
姫 「きた!」
蒼 「佳境ですぞ、姫様!」
姫 「…乙姫。つかぬ事を聞くが、この中身は何じゃ。」
乙姫「世にも珍しい、不思議なものでございます。」
姫 「開けてはならぬのじゃろう?」
乙姫「…その時が来るまでは…。」
姫 「ほほう…。その時とは…?」
乙姫「うさぎ姫様なら、自ずと知れましょう。」
姫 「では、煙が出た時…」
亀 「うさぎ姫様、急いで私の背中にお乗りください!
申の刻には竜宮の門が閉まってしまいまする!」
蒼・紅「姫様!!」
姫 「分かっておる!
世話になった!また来るぞ!」
乙姫「はい、きっと!」
そう言うと、うさぎ姫は玉手箱を片手に亀の背中に乗り込みました。
そして、一行は竜宮城を後にしたのです。
♪つづく♪
※今回のロケ地は竜宮城です。
なかなか人払いができずに苦労しましまたが、
ニコッとタウン公認の(←勘違い)おと姫様になれました。
大きさ的には一番小さいもののようじゃ。
大きいつづらからはおばけが出よるからのう…(違う話じゃったかな?)。
大・中・小σ(゜・゜*)・・ん?? どれか気になります~^^;
わらわや乙姫がおるのじゃ。
人払いは当然じゃの。
開けるなと言われると開けたくなるのが人の性じゃ。
ま、わらわは開けたい時に開けるがの。
誰かに決められるのではなく、わらわが決める。
ただそれだけじゃ。
2時間以上待たねばちゃんすが訪れなかったのじゃ。
乙姫もよく頑張っていた。粘り勝ちじゃ。
待つわけがない盗人に「待てー」と言うのと同じことじゃな。
ほほー。
誰かが犠牲になってほしいような言い方じゃの…?
あけたらどうなるか、結果は知っておるのじゃが…。
じいやが寝るときにお伽草子を読んでくれたのじゃ。
年をとってもわらわの魅力は衰えぬであろうのう。
罪な女じゃ。
中身は何なのでしょう!?
ロケ地も貸し切りでお疲れさまです!
姫がおばあさんになっちゃうのは回避できるんでしょうか。
開ける時は自ら判るんですね?
どんなときなんだろう・・・・ドキドキ♪
さー物語は佳境に入って参りました!
うさぎ姫さまの運命や如何に!誰かが犠牲(?)になるのか?!
いい画像が撮れてます~♪
開けていいんでしょうか?開けるの?姫~(ドキドキ…(〃゚Д゚〃)!?
老けちゃったりして♡(。→ˇ艸←)