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つぶやきrnao


グルメも命がけだわ その3


画像は理研ニュースから 

セシウム137の場合は、放射性ヨウ素131の場合と逆で、生物学的半減期<物理学的半減期 です。 
その生物学的半減期は70~100日、物理学的半減期は30年です。 

国が定めたセシウム牛肉の暫定基準値は300Bq/kgです。 
米は500Bq/kg。 
Bqというのは、すでにそこに蓄積・沈着されている放射能の量です。 

特に米は毎日食べます。 

セシウム137は、ヨウ素131と違って、食べたからといって、すぐに全部が崩壊を起こすものではありません。 
しかし、体外に排出されるまでの70~100日という期間、連続して放射線被曝を体内で起こします。 
その勢いが衰えることがないのです。 

国はBqを換算して、一生涯に人間が食べる量を100ミリシーベルト以内、という珍妙な“アイデア”を出してきました。 
もうお分かりのように、生涯、どれだけ食べたかが問題なのではなく、呼吸や、食べることによって体内のどこに放射性原子が蓄積されていくかが問題なのです。 

排出が間に合わないで、どんどん蓄積されていくということが重要なのです。 

たくさん食べれば、ガンやさまざまな機能障害を起こす確率が高くなる、というだけの話です。 
そして、米は食べないわけにはいきません。 
確率は、どんどん高くなっていくのです。 

福島第一原発が再び爆発を起こさない限り、大気中に大量の放射性要素131やセシウム90などが放出されることはありません。 
しかし、現段階で1時間当たり10億Bqという、とんでもない量の放射性物質がダダ漏れしていることには変わりはありません。 

ホルモン焼きや魚の丸かじりは、ダメかも知れない 

たとえば、そのほとんど(95%とも言われています)が骨に蓄積されるというストロンチウム90という核種ですが、その性質を知っていれば、岩魚の塩焼きを頭から丸かじりしなくなりますし、小魚の佃煮なども控えようとするでしょう。 
魚の骨に蓄積されていって生物濃縮を起こしているからです。 

国の暫定基準値以内だからと、仕方なく出荷された魚を食べるときにも、骨をよけて食べるようになります。 

セシウム稲ワラを食べた牛がセシウムに体内被曝してしまっても、国が決めた牛肉の暫定基準値【500Bq/kg】以内の牛肉は市場に流通してしまいます。 
しかし、牛の部位によって、どれだけ放射性物質が蓄積されているかまで国は基準を設けないでしょう。 

たとえば、ホルモン焼き。 
牛には4つの胃袋があり、第一胃(ミノ)、第二胃(ハチノス)、第三胃(センマイ)、第四位(ギアラ)と名付けられています。 
このうち第一胃から第三胃までを「反芻胃」といい、成牛では、満杯の状態で220リットルから90リットルまであります。 
特に第一胃は220リットルもの餌を蓄えることができます。 
それを牛は横になったときに、口に戻して何度も噛みます。これを反芻といいます。 

つまり、第一胃のミノの中には、放射性物質に汚染されたセシウム稲ワラが長い間、貯蔵されていることになります。 

猛暑の折、スタミナをつけたいと思ってホルモン焼きを食べたくなっても、少なくともミノだけは避ける、ということができます。 
私は、今までホルモン焼きは食べたことがないのですが、最近の女性はホルモン焼きにホッピーです。 
気をつけたいものです。 

また、ビーフジャーキー、スルメなどには、さらに濃縮されていると想像が働きます。 
これらの加工肉には水分は、ほとんどありません。国の暫定基準値は、この場合は、まったく当てはまらなくなります。 




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