JAZZの名盤
- カテゴリ:音楽
- 2011/08/05 17:00:48
サックス奏者、エリック・ドルフィーの残したアルバムは傑作しいうよりも、これからも多くのミュージシャンの大きな指標となっていくことには間違いないでしょう。
というよりも、彼を越えるミュージシャンが現れるのだろうか。オリバー・レイク(ロフトジャズのリーダー的存在)は、不可能だとコメントしていたのを覚えていますが。その困難さは、想像するにあまりありますね。
このアウトツゥランチは、ぼくのもっとも好きなアルバムの一つです。
恐らく、ドルフィーの描いている世界がもっともはっきり表されているように思います。
http://www.youtube.com/watch?v=7tnPkQufnZY&feature=fvwrel
ドルフィーのラストデイト、最後のアルバムですよね。この曲にはロリンズの名演奏がありますが、ドルフィーの演奏ではバックがヨーロッパのメンバーで、もう一つです。ハービー・ハンコックやバイブのハッチャーソンとかとやっていれば、もっとすばらしい演奏になっていたのに。残念です。
コメントありがとうございます。エリックドルフィーのアウトトゥランチは、ドラムのトニーもトランペットのハバードも完全にドルフィーの世界に入っています。すばらしい演奏です。
すごく怖いくらいな曲ですね。細い細い糸の上を歩いてるような。何か掴んじゃいそうな。触れちゃいそうな。決定的です。凄くて、凄くてしばらく毎日聞こうとすら思いました。
ひょっとして、rihitoさん、お書きになられてるんじゃないかしら、と思って大急ぎで参りました。
自分もドルフィーファンですが、このアルバムが一番最初に聴いたアルバムだったと
記憶しています。当時の自分は、コルトレーンの至上の愛同様聴いてても全く理解が
出来ずしばらくは、ふたたび聴こうとは思えませんでした。
でもいろいろなジャズを聴くにつれて、だんだん耳が慣れてくるのは不思議ですね。
このアルバムに参加しているボビー・ハッチャーソンのVibが神秘的な音を出してさらに
全体を盛り上げていますね。