【あらすじ】小料理屋の主人・古野が店内で死亡しているのが発見された。司法解剖の結果、青酸系毒物による中毒死ということがわかり、店内の鍋と味見用の小皿から毒物が検出された。発見したのは店の従業員・桜で、彼女は捜査中カウンターに置いてあった寿司屋のライターを持ち去ろうとしたのを青柳に見咎めらる。事件当夜、その寿司屋の店員が小料理屋から出てきたという目撃証言が出てきた。捜査を進めるうち、桜は店では古野の弟子のような存在だが、実は店のオーナーであることがわかる。加納は小料理屋のオリジナルメニューであるふるさと汁のレシピにこだわる。

【感想】あーっ！ 桜の妹のあのぷにっとしたほっぺた、絶対どこかで見たことある！と思ったら、Ｗの亜樹子だったわ。１年間ずっと見てたのに、番組中はどうしても思い出せなくて、最後のテロップでやっとわかった(；´Д｀) ２５歳くらいの設定で、ちょっと派手なメイクしてたから気づかなかったんだなぁ。本人はまだ２０歳だし、Ｗやってた頃は、中学生言われるくらい幼い感じだったしなぁ。いやはや女はメイクで変わるものです。結婚しても夫の前でメイクが落とせない女性がいるのも理解ができるｗ しかし今回もなかなかどうして意外な犯人でしたねぇ。あの喫茶店のママが九州出身だって話、あったっけか。覚えてないｗ てか、あのママと古野が昔恋人同士だったとか、明かされるまで全然そんな捜査してる様子なかったですよねぇ。あまり意外すぎるのもどうかと思います。古野と桜の関係は、ストイックでとてもよかったんですけどね。それにあのママが絡んできたから、台無しになっちゃったんだよな。しかし結局毒物は青酸だったし、何故フグが出てきたのと思いましたｗ フグ関係なかったじゃん！ しかも２週連続ではぐれ死ってどうなのｗ はぐれ死がわからない方は、検索して調べてみてくださいｗ しかしこの内容で視聴率シリーズ最高値更新、しかも今期民放連ドラ視聴率１位キープって…。相棒枠フィーバーだな…。

【あらすじ】法医学教室の成海・八代・藤村がナースと合コンで失敗した帰り道、道端で倒れている男性を発見。すでに事切れていて、翌日法医学教室に運ばれてくる。珠実が解剖を急いだため助手をできる医師がおらず、名倉が渋々助手を担当することに。解剖している最中、その男性が致死率３０％の新型ウィルスが蔓延する国から帰国したばかりだということがわかり、解剖に当たっていた珠実や名倉、立ち会っていた釜津田たちは隔離されることになってしまう。

【感想】意外な展開で面白かったです。ただ主人公たちがこの時点で死ぬことはないってのはわかってますから、あまりハラハラはしませんでしたねｗ 新型ウィルスも肝炎も陽性反応が出なくてよかったっちゃーよかったですが、どっちかだけでも死体から陽性反応は出たが感染はしなかったって方が面白かったような気もします。珠実が弱気になった時、母親が励ましたのを聞いて、この枠は働く女性を応援するコンセプトのドラマが多いことを思い出しました。だから単なるミステリーではなく、珠実や釜津田の周辺をわりと丹念に描いてるんですよね。私は仕事を子育てより優先する人は、男女に限らず嫌いですが、だからといって放っておかれた子が、それを理由に怒ったりグレたりするのも嫌いなんですよね。仕事なんだから仕方ないじゃんて思う。実に微妙な乙女心ですよねｗｗｗ 私自身が子供の頃、親が忙しくて放置されてても全然苦にするような子じゃなかったから、そう思うのかもしれませんが。それで親の愛を疑ったこともないし、というか、子供って親から愛されてるなんて考えないもんじゃないですか？ 私は結構そのまま受け入れてたような気がするな。ピアノを習っていて、それを練習するのが苦だったり、学校で流行ってるテレビ番組を見せてもらえないとか、そういう不満はよく覚えてるんですが。逆に中学くらいになると、親に心配をかけたくないというか、親に心配されるのが面倒になってきたりとかね。だから、最近のテレビでよく見かける、忙しい親を批難する子供を見ると、どうにも違和感があって仕方ないのです。世代の差かしら…(´；ω；`) ストーリーの方に戻りますと、これから心配なのが小日向演じる武田教授のアル中ですよね。これは治さないとまずいっすよねぇ。誰か彼のＳＯＳに気づいてあげられないかな。娘が気づくのが妥当なんだろうけど、武田の立場としては娘だけには気づかれたくないって思いもあるかもしれません。それこそ、家族だから心配をかけたくないという思いが強いんですよね。