Nicotto Town


takoまたコケ魔したの日々


まくず焼展


市民美術ギャラリーで陶器展を見てきました♪


幻といわれる眞葛焼
明治のはじめ、開港したばかりの横浜で
初代宮川香山の開いた窯

横浜から万国へ向けて、その多くは海外に輸出され当時のフィラデルフィア万博や国内外で高く評価されたという。
高浮彫と呼ばれる立体的な彫刻を張り付けたリアルな技法で、
ヨーロッパのマイセンにも影響を与えたらしい。

意匠が素晴らしい・・・鳥、虫、カニ、カエル、カメ、猫、生き物の一瞬が、うまく陶器の表面に表現され、おもわず虫眼鏡を取り出して、覗きこみたくなる。

水差しにのった猫は、毛波が細かく描かれ、丸めた背中のラインも
柔らか。触れれば、するりと機敏な身のこなしを見せてくれそう。
うすい耳、鋭い目、小さなとがった歯が丁寧に作られ、口の中には薄い舌がひらりとしている。

おみごと。

重文になったのと、お揃いの焼き物は、まさに渡りカニが、
そのままくっついているとしか言いようがない。
きっと、茹でると真っ赤になる・・・

明治期幻の眞葛焼現在再評価の機運が高まっているとか、こんな焼き物があったこと知りませんでした❤

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2009/05/05 04:09
fuwatさん

鋭い!!!

眞葛焼は路線を変えつつ受け継がれてきたそうですが
昭和20年の横浜大空襲で窯元焼けてしまい3代目や職人も犠牲になり絶えてしまったそうです。
しかし、今も横浜で新たな窯元がその独自の新しさに挑戦し続ける
横浜らしい伝統精神を受け継いでいるそうです*μμ

本願寺展・・・!もしかして昨年広島に来たもの・・・お坊さんの肖像画が並んでた・・・^^;
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2009/05/05 02:54
カニゆでちゃダメ(*^m^*)

知りませんでした。横浜の窯業イメージわかないものね。
戦争が継承の妨げになったのかな。チェックしてみるね ありがと~♫

本願寺展は全国回っているそうです。
本願寺と戦国武将との関わり 改めて勉強になったわぁ



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