Nicotto Town



治水

ゲリラ豪雨 という言葉が使われるようになったのは

ごく最近です

今年も 観測開始以来の記録的豪雨 という雨 降りました。

豪雨 --> 堤防決壊 --> 洪水

ということになるので 治水ということは 大切な事業です

ところが 政治家 官僚にまかせておくと

治水とは 堤防 河川改修 ダム建設

という方向に進みます。

それは 税金を使って 事業を行うと

ペイバックというものがついてくるからです。

予算が大きくなれば ペイバックも比例して大きくなるからです。

昔 アメリカのマクナマラという人は

費用 対 効果 という言葉を好んで使いました

日本では 費用 対 ペイバック です。

税金を使って 工事をすると 1割ほど 裏金になって戻ってくる

それが 高度経済成長の時代のこと

成長のにぶった現在は 12%ほどになっているみたいです。


  水は低きに流れるもの

豪雨で増水した川のそばに建つ住宅の窓を見ると 

水面より下になってる

堤防が決壊すると 大洪水です

治水は 堤防よりも 浚渫でしょう。

あめが降ると 川の水は 濁ってきます。

川上の土砂を削って流れてくるからです

そして川下に堆積します。

 川が浅くなる

 水面が上昇する

 堤防を高くする

その結果が 天井川とか 隅田川の かみそり堤防になる

東京の下町には 川のそばに ポンプ所というものがある

雨水などの下水から ポンプを使って川に流す

  水は低きに流れる ・・・・

そのまま放置すると 川に流れていかなくなってるんですね。

なぜ 浚渫ではなく 堤防 ダム 等の建設の方向にいくのか

それは簡単なことです。

浚渫が一番安上がりだから

ペイバックも少ない ということです。

日本の政治家 官僚は 費用 対 効果 などということは

一切考えていません

予算をできるだけたくさん 分捕ってくる

それだけです。

たくさん予算を取ってくれば ペイバックも比例して大きくなる

それしか考えていない。

治水でいうと このごろ スーパー堤防というものも出てきた

川の両岸に 川幅ほどの堤防を作るというものです。

予算も 一区画で 1000億の単位です

完成するには 兆の単位の税金が必要になります。







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2011/07/31 19:20
レミンさん
一度決まったことは 引き伸ばして 予算をふくらませるという 常套手段ですね。
アバター
2011/07/31 17:12
洪水が起きてから、ど~~~しよう~~~

そのくせ、洪水になるといけないからと、ダム造りを始めて放置し・・

50年も経過

これってなんだ?




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