崖の向こう
- カテゴリ:自作小説
- 2011/07/29 23:43:03
まったく、あの野郎の往生際の悪さと来たら……
というべきなのだろうか。
人がせっかく誕生祝いをしてやろうとしたら
仕事で出かけてるとかなんとか。
まさか居留守じゃないだろうね?
男の人生はこれからだよ。
タマゴのカラを脱ぎ捨てて、大人の渋みを身に着けて。
まあ――
この玉手箱を開けなければ、若さを保てるとかいう噂も耳にしたんだが。
本当のところどうなんだろうね。
というわけで、Buon compleanno !
崖っぷちももうおしまいだ。
おめでとう30歳wwwwwwwwwwwww
「……って、それ、ただのイヤガラセじゃねーの?」
「そんなことはないよハニー。仲間が増えた喜びを形にしただけさ」
「年寄りのあがきはみっともねーなーー」
「最年少なのがそんなに悔しいのか」
「なんだとぉぉぉぉぉ?」
「うるさいよそこ。
あー、にしても今年はいなくて助かったぜ。
一昨年は学生服、去年はメイドで…今年は何されるかとヒヤヒヤしてたんだw」
「金髪、さん? いま……何と?」
「いやいやいや何も言ってねえ~気のせい気のせい」
(――誕生日おめでとう、ダーリン)
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というわけでライオン欠席裁判的な何かでございます☆
R3があったとして、おじさんは組を挙げてお祝いとかしちゃうんだろうかwww
今後の展開はもう腐卵待ちするっきゃないもんね。
あとは一週間後~~~❤ わくわくどきどきてかてか。
あああああああそれはない!それはない方向で!!
>船長
船長のまごころは受け取ったよ、うん。