一目瞭然 東日本の汚染地図
- カテゴリ:ニュース
- 2011/07/29 17:37:57
放射能「ホットスポット」一目瞭然―東日本の汚染地図化
群馬大教授 火山学を応用・作成―「実際は線量低め」
福島第一原発から北西に広がる福島県内の放射線量の汚染地図はよく目にする。では、線量が比較的高めの意外な「ホットスポット」の存在や、広範囲な稲わら汚染はどう理解したらいいのか
そんな放射能汚染拡散の全体像を示した東日本地図を、火山学が専門の群馬大学教育学部(前橋市)の早川由紀夫教授が作成した。噴火で吐き出される火山灰の分布を応用したという
早川氏が民間の調査などを「すべて頭に入れた上で何が起こったかを表現した図」だという
早川氏が民間の調査などを「すべて頭に入れた上で何が起こったかを表現した図」だという
「人は放射能汚染には勝てないのだから、人が立ち去るしかないそのためにはどこが危ないのかを知る必要があると考えたリスク(危険性)を評価し、迅速に伝えるのが学者の仕事だ」と作図の動機を語る
汚染は福島県近隣の宮城、茨城、栃木各県だけでなく
東北 関東各地に広がり、放射線量が高い場所もあると指摘
行政側の測定値と完全に一致はしないが、原発から遠く離れていても放射線量の高さが話題になった千葉県東葛地域や岩手県内の様子が人目で分かるように描かれている
早川氏は福島第一原発から出た放射性物質が、地表近くに吹く風に乗って移動し、雨などによって落ちたと推測
早川氏は福島第一原発から出た放射性物質が、地表近くに吹く風に乗って移動し、雨などによって落ちたと推測
汚染時期などから大震災発生の翌3月12日に1号機が水素爆発した後から13日にかけて宮城、岩手両県内に汚染範囲が拡大したと分析する
14日に3号機が水素爆発した後の15日には、福島県飯館村に続いて中通りから栃木県に汚染が広がったルートと福島県の沿岸部から南下して茨城県で枝分かれし、関東各地を汚染したルートがあったとみる
男性も地下水の影響を質問すると早川氏は「まだ放射性物質が山中の落ち葉と一緒にあるだろうが 今後(雨の多い日本で)どうなるかは人類は経験したことがない」と答えた
栃木県那須塩原市 地図では、1μSvを超えるとされた
14日に3号機が水素爆発した後の15日には、福島県飯館村に続いて中通りから栃木県に汚染が広がったルートと福島県の沿岸部から南下して茨城県で枝分かれし、関東各地を汚染したルートがあったとみる
男性も地下水の影響を質問すると早川氏は「まだ放射性物質が山中の落ち葉と一緒にあるだろうが 今後(雨の多い日本で)どうなるかは人類は経験したことがない」と答えた
栃木県那須塩原市 地図では、1μSvを超えるとされた
実際には、21日の小学校25校の測定によると
高さ0.5mで0.26~1.04μSvとばらつきがある
確かに放射線量が高いことを指摘されるのは“迷惑”だろう
しかし宮城県内の稲わらが福島に近い南部だけでなく、北部の栗原 登米両氏などでも汚染されていたことは、汚染地図からも合点がゆく国が大がかりな地図を作らないだけに貴重といえる
膨大な汚染拡散は、地図にはないもう1ルートがある
偏西風が太平洋に運んだのたうち回る無数の放射能雲だ
事故当時は冬の気圧配置が強く大半は「神風」が葬ったものの
「悪魔の風」は非情にも福島県や各地を襲った。そして北半球の空を広範囲に汚染してしまったことも忘れてはならない
(東京新聞7月22日より抜粋)
(東京新聞7月22日より抜粋)
拡大縮小してもドットの大きさはおなじなので拡大すると隠れていた地名が見えてきます どんどん拡大してみてください
国・自治体の13,000ポイントのデータから作成です
国・自治体の13,000ポイントのデータから作成です
http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html
その作成のご苦労はこちら
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-413.html
http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-413.html
XPじゃ荷が重過ぎるのかなぁ。
と保育所、小中学校校庭の放射線量を見ているので、個人的には承知
してます。
栃木県那須地区は地元です。
それは、、危険ですな〜露芯溶融しちゃいそう??
Keikoさんとふいたりっきり・・・・悩ましい夜