地上波アナログTV放送終了
- カテゴリ:日記
- 2011/07/24 18:27:43
今日で地上波アナログTV放送が終了になった。(被災地3県除く)
世界で見てみると、日本は必ずしも地上波アナログTV放送終了が早かったわけではない。
オランダ:2006年12月11日完了
フィンランド:2007年9月1日完了
スウェーデン:2007年10月15日完了
スイス:2008年2月25日完了
ドイツ:2008年11月25日完了
アメリカ合衆国:2009年6月12日完了
デンマーク:2009年10月31日完了
ノルウェー:2009年11月30日完了
スペイン:2010年4月3日完了
これから地上波アナログTV放送終了予定の国は、
カナダ:2011年8月31日完了予定
フランス:2011年11月末完了予定
台湾:2012年6月30日完了予定
イタリア:2012年末に完了予定
韓国:2013年末完了予定
中国:2015年完了予定
デジタルTV放送への完全移行は、国全体と国民一人一人にとって大きな意義・メリットがあるという。
国民全体のメリットとは、電波の有効利用であり周波数ニーズの高まっている他の用途(携帯電話等の「電気通信」、「高度道路交通システム(ITS)」、ブロードバンド通信が可能な「自営通信」、移動体向けのマルチメディア放送等の「放送」)に用いることができるということ。
つまりTV放送の周波数帯域の空き周波数を作り、別用途に利用するわけである。
国民のメリットは、高画質・高音質のTV放送、データ放送やワンセグ放送、マルチ編成、電子番組表の標準化、字幕放送の標準化などによる利便性の向上。
ところで、世界の地上波デジタルTV放送は、大きく以下の3方式に分けられる。
アメリカ方式(ATSC):北米、韓国
ヨーロッパ方式(DVB-T):欧州、アフリカ、オセアニア
日本方式(ISDB-T): 同一の周波数帯でテレビ向けと携帯端末向け(ワンセグ放送)が可能
ブラジル方式(SBTVD-T):日本方式(ISDB-T)をベースとして採用しブラジルの地上波デジタルTV放送での要求条件に沿って技術改良を行ったもの:南米
これ以外に中国方式(CDMB-T)がある。
アナログTV放送(NTSC、PAL、SECOM)同様に利権のからむ話であり、全人類統一方式とはならないところがなんともいえず・・・
そうなんですよ。
この手の動きは、やっぱりヨーロッパが早い!
アナログTV放送は全世界でディジタルTV放送に移行中のようです。
早いですね@@
数年前から「地デジ化!」ってテレビで騒いでいたから
もう無くなると寂しいです(笑)
デジタル放送が海外ではずっと進んでいて、しかも方式がたくさんあるということをしりませんでした。
やっぱり考えていることが違いますね(*^。^*)