ハラハラは最高の調味料
- カテゴリ:ショッピング
- 2011/07/23 23:14:24
随分前に書いた文章をお蔵出し。ちょっと思い出したので。
空腹だと、どんなものでも美味しく感じる。
それと似た体験を、この間、した。
ネットをぼーっとのぞいていて、誰にでもあることだろう、ふと思い立って、ある作品について検索した。
で。あれこれ語句を入れていると、その作品のサウンドトラックCDが、あるCDショップのサイトで『残りわずか』になっていた。
「……本当か?」
と、画面に突っ込み入れるくらいには驚いた。
そのサントラ、評判は良かったのだが、しばらく前に廃盤になったらしかった。
ネット上で見かけるときには定価の三倍ほどの価格がついていたし、中古ショップには入荷待ち予約が入っていた。
欲しかったけど買いそこねたCDだったので、あわてて、当然、注文をかけた。
利用経験がない、今後利用するとあまり思えないけど仕方ない、急いで会員登録し、クリックして買い物カートにかのサントラを叩き込む。……と、同時によい機会だ、気になっていた別の一枚も頼んでしまおう。
これで、さぁ注文……という段になって、ページがやたら重く、注文が通るまでに軽く二十分近くかかってしまった。
不安になって、念のため注文確認のページを見てみると、例のサントラの状況について『入荷待ち』の文字が。
ちょっと待て。注文分確保されていたら、○だかの印がつくはずだ。そろえば発送。
……つまり、アクセス集中だかで四苦八苦して時間がかかっている間に『わずか』だった在庫は注文分に確保され『なし』になった。要は、他の誰かがあの時、やはり購入しようと頑張って、でめでたく注文できて、で、わたしは入手しそこねた?
唖然とした。呆然とした。
廃盤らしいと知って、もうほぼあきらめて、いつか中古店ででも巡り会えたらいいなぁ、と考えていた。
手の届く値段でそれが見つかったのに、本当にタッチの差で買いそこねたらしい。
多重録音じゃないらしい多人数のコーラス曲もあり、印象的な曲が多くて、きっちり聞きたいと思ったのにと悔しかった。
ライバルだったネットの向こうの誰かさん、おめでとう。わたしの分まで楽しんでくれ。
多少気落ちしつつ、そんなものだよなと思い直したが問題がひとつ。
注文は商品が揃ってから一括発送で送られる形にしていた。
その店では、在庫切れの商品は版元に注文をかけ、入荷できないと確認されればキャンセルになるのだが、これにどのくらい時間がかかるかケース・バイ・ケースのようだった。
以外と早いことも、数週間かかることもあるらしい。
ついでに頼んだCDがいつくるやら、さっさと判明しないのが面倒で、いっそ注文しなきゃ良かった、と感じた。
それから数日、思いがけなく代引宅配便が来て驚いた。
早かっただけじゃない、金額が正味二枚分だったのだ。
あわてて開封すると、もちろん、あのサントラをふくむ二枚のCDだった。
駄目だと思っていたので喜びもひとしお。
無いと思っていて見つけ、買えると思えば品切れしてあきらめ、気落ちしてたら購入できたものだから、もう、本当にガッツポーズが出た。
当然、即座に聴きまくった。
やっぱり良かった。こんなハラハラがなかったとしてもいいと感じただろう。
サントラだというのに主張が強い、聞き応えのあるアルバムだった。
しかし『入荷待ち』だったこのサントラ、チェーンのどこかにでも残ってたのかと不思議だった。
版元生産停止・取り扱いなしの表示を、ネット上で見たこともあったから。
そのしばらく後、かのサントラの『生産停止』表示がネットから消え、プレミアがついていた中古価格が下がり、amazonで通常の扱いが再開していた。
どうやら、わたしが在庫を見つけ、注文し、気を揉んでいた絶妙な時期に、ながらく品切れ状態だった例のサントラを版元が再版したらしかった。
個人的にはなんだか凄いタイミングだったけど、とにもかくにも再版されて良かった。
中古屋の入荷待ちリストに結構な人数が登録していたし、欲しいと書いてる人もよく見た。
ながく手に入りづらかったけど、これで探してた人はきっと聴ける。
良かったね~、みんな~
……なんてことがあったのだが。
この間TVを見ていたら、この作品のBlu-ray BoxのCMがながれてた。
で。そのBoxには、作品のサウンドトラックCDが、二枚つくんだそうな。
多分この時やっと手に入れた一枚目と、やはりすでに買ってる二枚目、のことだろう。
すこ~しだけ、複雑な心境になった。
自分にしては珍しく、DVD買っていたりするのだ(Boxでだけど)。
HDリマスタするらしいけど、どの程度キレイになるのだろう?
気にはなるものの、すでに手許にあるわけで、見送りだよな~、と自分に言い聞かせている。
すこ~しエッジの甘い画像が、キレイになるのかな~、気になるな~
もいちど観なおしたい!
映像作品としてはかなり頑張ってるSFで、心踊るジュヴナイル、そして、子どもたちの(自身等はすでに失った)未来と世界を守ろうとする大人たちの物語です。
アクションについてばかり話題になるけど、ストーリーも秀逸だと思うんですけどね〜
中身はうっすらとしか思い出せないけれど、
印象が強く残っています。
え〜、問題のブツは、時々「好きや〜!」と主張している『ノエイン もうひとりの君へ』の一枚目のサントラです。
ジャケット絵は夕暮れの空にウロボロスがかかっている風景でキャラ絵なし(二枚目はキャラの後姿)、OPもEDも入ってない(二枚目にTVサイズが入ってた)、なんちゅうか徹底してます。
よく絵が負けなかったもんだと思うけど、絵も半端なく動きます。
絵が人を選ぶ、とよく言われるけど、キャラクターデザインはまどマギのキャラデザ(クリーンナップの人)岸田隆宏、見てるとこれでこそ、と思えるのだけど……マイナーなんですよね〜
ながつきさん
……やっぱりバレましたね。
口を拭って黙っておく気だったのですが、口を割ってしまいましたw
夏になるたび見たくなる作品です。知名度がまるでないのが悔しかったり。
SFってウケが悪いんでしょうかねぇ……
ところで、何かかわかったかも^^
最近、たまたまブルーレイBOXの宣伝を目にして、これって、
以前、すかさはさんのブログで読んだやつだと思って見ていました。
その他の特典もいろいろあって、さらにサントラ2枚もって、豪華な感じがします。
音楽のそのものもですが、なにのサントラなんだか気になりますね☆