あなたの近くの原発
- カテゴリ:ニュース
- 2011/07/19 22:13:11
詳細はここ、映像、図面、、各種あり
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-661.html
以下抜粋
東京湾にある原子炉と直下型地震
「原子炉は、あなたのすぐ隣にある!」
大阪芸大の純丘曜彰教授の記事、「原子炉は、あなたのすぐ隣にある」。
/研究用原子炉は東京や大阪の町中にも隠れている。廃炉にしたと言っても、じつは、汚染した解体廃棄物のゴミ屋敷として残っている。運転中のものも、福島原発より古い老朽施設だ。新しいことをする研究費があるなら、まずきちんとこれらの後始末にカネを使いなさい。/
と、純丘教授は“臭いものに蓋をしない”人々を痛烈に批判しています。
企業や大学の研究用原子炉は、たくさんあります。
●立教大学、東京都市大学の原子炉はすでに廃炉になっているものの後始末できず
立教大学の立教大学原子炉「RUR」(所在地:神奈川県横須賀市長坂2-5-1)は三浦半島の相模湾側、武山駐屯地の隣に位置しており、1961年の初臨界の後、40年間稼動しましたが老朽化がひどく、2001年に停止、2003年には2003年廃止届、2007年には廃止措置計画が認可されたものの、後片付けに手間取っているようです。
そのうえ、その作業の途中で、あるはずのない放射性物質が見つかるという、これまでの管理の杜撰さも発覚。
結局、現状は手付かずのまま放置のゴミ屋敷状態。
この原子炉の出力は100キロワット。
「都会の原子炉」として、いまだに住民は不安で眠れないとも。
東京都市大学(旧武蔵工業大学)の「TRIGA」(所在地:川崎市麻生区王禅寺971)は、89年12月にタンクの水漏れ事故を起こしたのをきっかけに運転を停止。
2003年に廃炉が決定し、燃料をすべて搬出した後、現在は設備や機器を施設内で管理中。“残務処理“に取り掛かっています。
周辺は宅地開発が進んで、住宅地域も近く、「安全神話」が崩れた今、住民へのPRに努めているということです。
出力は立教大学の原子炉と同じ100キロワット。
●大学の実験炉で現在も稼動中の原子炉は、京都大学と近畿大学のものだけ
茨城県の東海村にある東京大学の原子炉「弥生」は原子力研究教育施設として、1967年に当時の文部省令で設置されましたが、現在は3.11東日本大震災のときに自動停止したままとなっています。
ということで、今現在も稼動中の大学の原子炉は、全国で京都大学と近畿大学のものだけです。
福島第一原発の1号機、3号機が水素爆発したわずか5日後は、読売テレビの番組に出まくって、
「54100ベクレル/kgの放射能汚染ほうれん草を84kgも食べないと、100ミリシーベルトの数値に達しない。
だから、汚染されたほうれん草など、気にしないでどんどん食べてください。健康にまったく影響しない」
と必死の形相で視聴者に叫んでいた近畿大学の伊藤哲夫教授のことです。
いわゆる「ミスター100ミリシーベルト」の異名を取る学者たち(100ミリシーベルトを言っているのは、この中に少なくとも5人います)の一人です。
東京湾の原子炉は三浦半島の活断層地震、東京直下型地震に耐えられるのか
神奈川県には原子力発電所がない代わりに、大学、企業の実験用原子炉が集中しています。
先の東京都市大学の研究用原子炉「TRIGA」(所在地:川崎市麻生区王禅寺971)、立教大学の「RUR」(所在地:神奈川県横須賀市長坂2-5-1)、そして東芝、日立といった原子炉メーカーの研究炉があります。
このうち日立エンジニアリング(株)王禅寺事業所(川崎市)の非均質型原子炉は現在、廃止措置中。
(株)日立製作所 電力・電機開発研究所・王禅寺分室(川崎市)の非均質型臨界実験装置も廃止(解体済) で、残るは東芝の原子炉のみ。
しかし、同じく東芝原子力技術研究所の臨界実験装置NCA(最大200キロワット)の方は稼動中。
東日本大震災のときに、千葉県市原市のコスモ石油コンビナートが大炎上しましたが、もし東燃のコンビナートで同じことが起きれば、東芝原子力技術研究所には人間が立ち入ることはできなくなるでしょう。
3.11の巨大地震直後から、東京直下型地震の発生を警告する専門家たちが増えています。
以前から、東京湾の埋立地の液状化を心配する声が上がっていますが、特に川崎市の埋立地は歴史が古いだけに液状化の前にはまったく無力だといって言いと思います。
三浦半島の核燃料製造会社でトラブル続出
三浦半島の横須賀市にも原子炉ではありませんが、核燃料製造会社があります。
�グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(略称 GNF-J 神奈川県横須賀市内川2-3-1)で、なんと京浜急行の久里浜駅から1.3kmのところに位置しています。
か気になります。
もんじゅ は、昨年夏、原子炉容器内に燃料交換に使う炉内中継装置
(3.3トン)が落下しましたが、今年6月、約10カ月ぶりに無事に回収
できてよかったと思いました。
大学実験炉があるとは聞いてはいたが・・;w 京大にもあったとは・・;w