伊耶那岐と伊耶那美
- カテゴリ：30代以上
- 2011/07/19 14:46:37
日本における男女の創造神で、子宮の深淵と男根的な稲妻とを表していた。
稲妻が子宮の深淵を撹拌して始動させると、原初の子宮が「凝結」（「こおろこおろ」）
を開始して固体を生み出した。一説によると、この一対の神のうち男神の伊耶那岐は、
天上から下界に向かって手を伸ばし、彼が持っていた槍で「深淵」をかきまわしたという。
この男女の神は、「誘（いざな）う男」伊耶那岐、ならびに、「誘（いざな）う女」伊耶那美
として知られていた。双方が男女の性に気づき、性を用いて創造の魔術を行った次第を、
神話は次のように記した。
「伊耶那岐命が伊耶那美命に、『あなたの身体はどのようにできあがりたりや』と聞いた。
伊耶那美命は、『我が身はすっかりできあがったが、ただ１個所、不十分なところ
（成り合わさざる）がある』と答えた。そこで伊耶那岐命は、『我が身もすっかり
できあがったが、やはり１個所、できすぎたところ（成り余れるところ）がある。我が身の
成り余れるところを、あなたのなり合わざるところに刺しふさぎ、国を生みたいと思うが、
いかがなりや』と言った。
伊耶那美命は、『結構なり』と答えた。伊耶那岐命は伊耶那美命に、『互いにこの
天の御柱のまわりを回って、出会ったところで契りを結ぼう（まぐわい為な）』と言った。
伊耶那美命は同意した。・・・・・・両者が出会うと、まず伊耶那美命が口を切って、
『おお、実にすばらしい男よ』（あなにやし愛（え）おとめを）と言った」。
初期の神話では、伊耶那美が万物を生んだことになっていたが、しかしその後、
想像力たくましい編纂者が修正を加え、伊耶那美から創造の主導権を奪ってしまった。
ところで、国生みの神話に続く部分で、伊耶那美は「火の神」を生んだが、その結果
火傷を負って死んでしまった。死後、彼女は冥界に入っていき、ティヤマートの場合と
同じく、海の怪物となった。伊耶那岐は彼女のあとを追ったが、彼女の方は、冥界の
果実を口にしてしまったため、彼と一緒に地上に戻ることができなかった。
（このテーマは、ペルセポネやエウリュディケにまつわる、あのギリシア神話で
おなじみのテーマである。）
伊耶那岐は、連れ合いだった女神の変わり果てた姿を見て恐ろしくなり、一目散に
逃げ出した。彼女は、嵐のデーモンの一隊を派遣して、彼を追跡させた。伊耶那岐は、
モモ（女陰を表す生命の果実）を投げつけて、この一隊を阻止した。デーモンらは、
追跡を止めてモモを拾わずにはいられなかったのである。地上に戻った伊耶那岐は、
魔法の禊（みそぎ）を行ったが、このとき、彼にも創造の能力が発現した。
彼の左の目からは太陽女神天照（あまてらす）が生まれ、右の目からは月の神、
鼻からは大蛇を退治した英雄須佐之男が生まれた。冥界に取り残された昔の
創造女神伊耶那美は、その後も数々の神を生んだが、これらの神々はすべて
悪しき霊であった。
参考文献 「THE WOMAN'S ENCYCLOPEDIA OF MYTHS AND SECRETS」
でもあまり深く考えすぎない方がいいかもよ＾＾；
大祓は贖罪の行事のようだね・・・
昔の人は細菌やウイルス等の感染症の原因を知らなかったから、
病気の原因を穢れや罪かなって考えたのかもしれないね。
でも病気の原因が罪悪感や心の闇に関係しているという考え方は正しいかもしれないね。
病気って「気を病む」って書くからね・・・
半分は愛の為みたいな死因ですし・・・＾＾；
ｳｼﾞが程度で消えうせる愛等いらぬ・・・（by ｻｳｻﾞｰ
と、地底でﾔｹになったのかもですね。
コノハサクヤヒメ様といい、本来はおしとやかでたおやか、かつ穏やかな
桜の花のように優しい神様だったのでは、と 思うです。お2人共、、夫のあまりの非道に何かがまとめて
ﾌﾞッﾁｯ、と 行ってしまったのだと思います；；
正しいお祈りというと、どんな感じのものでしょう・・・最近、大祓えを解析して
何だかこれは、イザナミ神への贖罪とか、愛？みたいなものも垣間見えるなあ・・と思っていた日々です。
そうですね、日本神話の物語は興味深いところがたくさんありますよね。
これからも遠い未来に向かって長い歴史が続いていくのでしょうね。
ＢＳの「新日本風土記」などを見ると、素直に「凄い歴史があるなぁよく現代まで続けてきたなぁ」と
感心することばかりです。
ただ強がっている女性も多いかもしれませんね。
なでしこジャパン、おめでとう♪
違うのはエウリディケはしおらしく、
イザナミは気性が激しいところかな＾＾
大和撫子って実は強いのかも。。
なでしこジャパンも強かったし＾＾
やっぱりウジに食べられた体を見たら誰でも驚くよ＾＾；
悪霊を追い出すためには正しいお祈りが一番だね。
ダメ言われるのを覗いて、自分で迎えに来て期待させて無言で
一目散は酷いかも；；
と、昔読んだイザナギとイザナミのお話しを読んで思いました＾＾；
（このあたりのお話しの流れがだいぶギリシャ神話と違うような・・・
きっと、その後冥界でイザナミ女神が生んだ神々が悪霊なのは
その愛のない仕打ち・・裏切りの産物なのかな。。と想像です。いつか、ｽﾞﾀｽﾞﾀに傷ついた冥界？に住む
女神様が救われる日が来ること祈る日々です（－人ー）