Nicotto Town


ますの至福の時


こんな短歌(1)

あまり暑いので、家に引きこもりクーラーをかけ、図書館で借りた高校生が作った現代流短歌を集めた本を読みました。青春の心が素直に表現されていて実にさわやかでした。高校生の感受性の深さ、感性のみずみずしさに感銘を受けました。

これはその一部です。

・セブンティーン揺らめくこころの天気図ははれのちくもり大雨警報

・マスカラをつけてのばしたまつげより背伸びをしている私の気持ち

・君が飲むレモンスカッシュその泡になってもいいと思う夏の日

・外側はゆっくり見える観覧車キミと入ると早く感じる

・ケータイを忘れて初めて分かること周りの景色と人々の声

・目が合うと「どなたですか」と祖父が問う変わらぬ笑顔に変わった台詞(せりふ)

・動かなく冷たくなった体抱きさすり続けた十二の私

・晩ご飯母親はさみ会話する私と父の長すぎる距離

・夢の中偶然出会う亡き父よその時だけは甘えてしまう

・ねぇ先生今は私を当てないで窓の外みて秋を想うの

・この夏は目に見えぬもの見つけたい例えば未来例えば絆

・つまづいて弾き直してまたつまづいて田園ひびくショパンの音色

・さよならは笑顔と決めて元気よく手をふる先がかすんで見えた

(続く)

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2011/07/17 18:05
すごい量ですw



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