ドラマ【新・警視庁捜査一課9係】【下流の宴】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/07/14 11:13:46
【あらすじ】ホテルの女社長・立川澄子の誕生日パーティーの席上で、ピアニスト・斉藤の演奏中に、麻衣というモデルの女性が毒死した。夫の木村によると、麻衣は最近ダイエットをしているという話なのに、彼女の口元にはホイップクリームがついていた。しかし麻衣が使ったと思しきフォークは落ちていたものの、付近にケーキが乗っていたような皿は見当たらない。また、直前麻衣が歌手の綾香とトラブルを起こしていたという情報もあった。加納はパーティーの様子を録画したビデオを見て、しきりに澄子の表情の変化を気にしていた。
【感想】うーん、少し強引かな。ダイエット中でおなかが減っている時に、思い出の曲を耳にし、近くに思い出のケーキがあったからといって、口にするとは限りませんしね。斉藤が言う通り、これはある種の賭けでしたね。しかし皿を置く時、注意もせず指紋をつけちゃったのはびっくりですよ。皿の回収も偶然犯行を見かけた澄子任せだったし、とても強い殺意があるとは思えないなぁ。てか他の人が食べたら危ないだろっ! 見たことあるなぁと思ったら、斉藤は矛盾の男こと渋江譲二でした。ライダーになったこともあるのに、なんか惨めな役で出てるなぁ。矛盾の男というのは彼のブログのタイトルなんですけど、このブログ、ほとんど街中で見つけたちょっとおかしい(面白いではなくおかしい)写真を貼り付けて、一言だけコメントを書き込むという、芸能人のブログとしては珍しいスタイルを貫いているブログなんですよね。好きなんでたまに見ています。今日も確認したところ、出演情報など一切なく、11日付けで撮ったレシートの写真がトップでしたw 芸能人としてこれでいいのか…。まぁ私は先に書いたようにこのブログ好きなんですけどw あと、あの歌手の女、どこかで見た顔だなと思ったら、3~4月にかけて彼女の顔を見ない日はないくらいに大ブレイクした仁科仁美ですよw この名前を見ると子宮頸癌という言葉が浮かぶので困りものです。さて、村瀬が9係に戻り、青柳が主任、村瀬がヒラの捜査員として力関係の逆転が起きました。青柳の秘密主義は主任になっても変わらないようで、村瀬はやりにくそうですね。この力関係はいつまで続くのか、それともずっとこのままなのか。視聴者のカンとしては、最終回に何かあって村瀬主任復帰しそうな予感が…。
【あらすじ】珠緒は1年目で九州医大を受験し、合格できなかった。由美子は島田に珠緒の受験をやめさせるよう頼むが、島田から珠緒の受験資金の300万を満津子が出していると聞いて仰天する。満津子に確認すると、珠緒が1年後に医大に入ることができなければ、翔が受験するという条件で貸したことを告白。珠緒が受かるとは夢にも思っていない由美子は浮かれて、高卒認定試験のテキストを持って翔の部屋を訪ね、珠緒の前ですべてバラしてしまう。
【感想】本当に由美子は酷い女ですね。ほとほと何故このドラマは翔か珠緒を主人公にしなかったのかと思います。主人公にこれほど思い入れができないドラマって珍しい。珠緒があのまま医大に通り女医になれば、下流ではなくなるのに、いつまでも下流下流とバカにするのもどうかと思うし。第一由美子の夫も転職して役職ではなくなり収入も減ったということは、中流と言えるかどうかわかりませんよね。とりあえず部長時代に建てた立派な家があるから、何となく中流に留まっているような気がしてるのかもしれません。というか、長年珠緒を見てきて、高校も卒業してないフリーターの翔のために、こんなにがんばることができる女性が他にいないかもしれないってことが、わからないんでしょうかね。私も最初はちゃらんぽらんな珠緒を見て、こいつだめだとか思いましたが、ここ数回のうちにかなり見直しましたよ。それに人生いつ何が起きるかわかりません。由美子だって夫の転職を経験しているし、可奈だってセレブと円満な結婚ができたかと思いきや、夫は鬱病に悩まされ小さな子供を抱えて心細い思いをしてる。元々根性があって性格が素直な珠緒が、やる気を出したんだから、こういう人間は今がどんなに苦しくても、そのうち幸せをつかむ可能性が高いですよ。社会って、学歴なんてものはほんとにラベルに過ぎなくて、容器が丈夫なら、何とか渡ってけるもんですよね。中身が悪けりゃ詰め替えればいいし。由美子は何故そのことがわからないんだろうなぁ。子供たちを自分の理想という型にはめようとしているだけで、何を考えているのか、何がしたいのか、何をしたくないのか、どうしてそうなってしまったのか、そういう思考を停止しているっていうか、思考する能力が最初からないのか。まぁ人間なんてものは、どんなにいろんな知識をつけようが、結局自分が通ってきた道で経験したことしか、身にしみてないってことなのかな。ラスト、珠緒は受験に合格するのかしないのか。どちらでも面白い展開が待ってそうですね。
主人公たちの活躍?で何とか家族が再生に向かって一歩を踏み出しましたが、
翔の場合こうやって助けてくれる人がいなかったんでしょうね。
一度型にはまってしまった家族は、外圧が加わらない限り、
なかなかそこから抜け出せないのかもしれません。
しかし家庭の問題にまで口を出してくれる人はなかなかいないのもこれまた現実です。
由美子たちは見栄っ張りがゆえ、ドン・キホーテの家族のように児相に相談することもできず、
だらだらと慢性化してしまったのも、崩壊の原因だったように思います。
珠緒には私もぜひ合格してほしいと思っていますが、不合格だった場合も、
ちょっと面白い展開になりそうだなと思う悪魔の私がいたりしますw
由美子は、見栄っ張りなだけなんじゃないかと・・・世間にのひとに、高校中退のフリーターでは、恥ずかしいと思っているのでしょう~でも、親なら、なぜ自分の子供のいいところをみてあげられないんでしょうかね?あれでは、翔がかわいそうです。子供は、親の見栄や自慢の道具ではないのですから~
親というのは、自分の価値観を子供におしつけがちなので、母親が暴走してしまったら、父親がフォローしてあげないといけないんだと思うんですよね~なので、あの父親は、翔がああなるまえに、もっと会話すべきだったと思うのですが、その辺が全然でてこない・・・母親に子育てまかせっきりだったのかな?
それと、珠緒ですが・・・医大をめざして猛勉強している時点で、もう下流ではないと思います。合格して、由美子を見返してほしいと切に願います。
名前取り違えてました。修正しておきました。
> meiさま
由美子が中流に固執するのは、満津子に育てられたからでしょうね。
一度転落の人生を経験している満津子は、由美子より中流への固執が激しいのかもしれません。
昔は1億総中流なんて言ってましたが、そのうち実質中流だったのはどのくらいなんでしょうね。
今の方が結構明確に線が引かれている気がします。
珠緒は、今回産まれた時のエピソードがありましたが、ひょっとして彼女が医者になったら
故郷で診療所を開く伏線なのかなーと思ってみてました。
そうなったら翔はついていくでしょうね。あの性格だと沖縄に合いそうな気がします。
由美子がなぜそこまで学歴や職業に固執するのか不明ですが^^;
作者なりの 日本の高度成長期の価値観やお受験戦争に対する皮肉もあるのでしょうか(´∀`;)
珠緒は頑張ってますよね~^^ 過去の島田先生のように 相手を見返すためだけでなく
自分のために将来を選んで欲しいものです
しかし翔はどうなるんでしょ?? 全く予想がつきません(ノω`)
木村を演じたのは上杉祥三さんですよ。