馬映画紹介その31「ジェリコー・マゼッパ伝説
- カテゴリ:映画
- 2011/07/13 19:39:29
私が紹介できる馬映画も残りわずか。
この映画なんて、マイナーすぎて知らない人がほとんどだと思います。
紹介文です。
19世紀のロマン派を代表する美貌の画家テオドール・ジェリコーの、馬に見せられた半生をモチーフに描いた芸術作品。馬の動きを絵画にとらえようと我が身をすり減らす画家と、馬を完全に支配することを誇りとする曲馬師。師弟ともいえるふたりの馬へのアティテュートが美しく、時には官能的に映し出される。
騎馬オペラ「ジンガローZINGARO」を主宰するバネタバスが監督・原案・脚本・台詞を手がけ、自ら曲馬の名手フランコーニを演じている。卓越した華麗な馬術そのものはもちろんのこと、円形舞台の中央に設置されたカメラが捉えた馬の躍動感や緊迫感がスクリーンにほとばしり、馬を熟知しているバルタバスの演出が大きな見どころとなっている。また耽美的な映像やジプシー、アラブなど多国籍風の音楽は「ジンガローZINGARO」の舞台ともシンクロする極限のアートと言える。
娯楽映画を見慣れている人にとっては、もー全然わからーん、という作品。映像はすごいし、バルタバスの馬術は、それはもうものすごいけど、ストーリーらしいストーリーがある訳ではないので、何が何だかわからないで終ります。その点、「ジンガロ」の舞台を見ているのと同じ感じです。騎馬オペラ「ジンガロ」もすごいです。感動します。でも、全編馬が演じていて台詞がある訳ではないので、ボオッと見ていると訳がわからないかも。
この映画は1993年フランスの作品です。
そうですねー。バルタバス氏の乗馬技術は本当にすごいです。
騎馬オペラも2回見に行きましたが、すごかったぁ。