悲劇の3段コーンアイス
- カテゴリ:30代以上
- 2011/07/12 14:06:48
グルメという題でブログを書くとアイスクリームが貰えると言うので、一応此れもイベントですから参加しようと書いて「憬れの3段コーンアイス」が来たのですが、これにはちょっとした思い出が・・・。
そう孫を持つと誰もが幾度となく経験する、若夫婦からどこかに一緒に行こう誘われると孫を婆が見てなきゃならなくなる事。
その日は娘が洋服をじっくりと選んで買いたいと突然言い出して(本当はちゃんとその計画だったと思う)その間 孫を見ていてくれと言う。
孫の手にはぐずる孫を孫が欲しがる通りに渡された「3段コーンアイス」が好きなものを「頼んでいいから、何にするの?」と私に孫のおむつや着替えなどが入っている例の「ママさんバック(なんでも入る大きさで模様が可愛いが、軽い素材なのに色々入っているので偉く重い)」を渡される。
突然の事でうろたえている私にアイスティーを言うとそれを店員に言って、受け取るとすぐさま出て行った。
もうその時点で、孫の口の周りもアイスクリームでベタベタだし、溶けかかっている。
あわてて其のバックの中から「濡れティッシュ」でも、昔の私たちがこういう時に持ち歩いたケースに入れた「濡れてきっちりと絞ったおしぼり」を探す。両方ともない。
それでも乾いた「ディズニーの小さなタオルのハンカチ」が出てきた。
とりあえず、店員さんにそれを濡らして絞ってもらう。しぶしぶ店員さんがそれをする。
口をふきながらアイスクリーム屋の椅子に座って、アイスティーを飲むが落ち着いて飲んでられない状態に孫はなっている。
もう一番上のアイスクリームはべとべとに溶けて落ちそうであり、2段目、3段目も溶けて孫の手も服もべとべとである。
とりあえず一番上を手で戻す。そして孫の手あたりをふくが、切りなくアイスクリームは落ちてくる。
なんで1段にしなかったのかと思うが、孫がそれを見て其れを欲しがったのだろう。
ここで孫に泣かれて母親が傍を離れられなくなる事態を回避するために言う通りに買ったようだ。
残された悲劇が予想がつくから其の前に急いでアイスクリーム屋を飛び出した様だ。
アイスクリーム屋はどんどん女子高校生で混んでくる。
ベビーカーから孫のアイスクリームでべとべとの手がアイスクリームを買うために並んでいる大勢の女子高校生のスカートに手が届きそうである。
まず少しすいている所へ移動することにする。
が、荷物が大きくて重い。ベビーカーも押さなければならない。
更に孫の手にあるアイスクリームにも気を付けなければならない。
更に私のアイスティーも、テーブルの上に乗っている。
まず一番上のもう想像を絶する事態のアイスクリームだったらしきものを手ですくって、
そのまま一番近くあったコーンを包んだ紙を捨てるためにあるゴミ箱に捨てた。
瞬時にやったので孫は気が付かない。が、私の手はべとべとである。
それをふいた時点でそのディズニーのタオルのハンカチは最悪の状態に・・・。
で、バックを肩にかけて、自分の荷物とアイスティーを片手に持って、片手でベビーカーを押して奥に何とか移動。
その間にも、もちろんアイスクリームは溶け続けている。
孫の顔はもちろんの事、服もアイスクリーム事態が無残な状態である。
まず、すでにディズニーのハンカチはもう使えない。
この子を置いてトイレでゆすいで来れる状態じゃない。
混んでいて、もう店員には頼めない。
私は意を決して形をなしてない2段目を手ですくって、3段目を強引にコーンに押し込んだ。
速攻でそれを捨てて戻ってくると、コーンもべとべとのそのアイスクリームを要らないとなんと孫が私に渡す。
ええ、食べましたよ。精神的に追い詰められると人は何でもできるのです。
これは、災難でしたね。
娘さんは、気を使ってアイスを買ったんでしょうけど、3段にしたのは、
自分が食べたいのを、そのまま買っちゃったんですかね。
のたもたさんもアイス食べられて、よかったじゃないですか。^^