Nicotto Town



学校征服 5

最終話っすー((




「これで学校征服作戦仲間は5人に増えたわね…」彩はニタリと笑う。

「あのぉ…僕も仲間に入ってるんですか…?」俊太は恐る恐る彩に聞く。

「当たり前じゃない、この放送室に入ったものは私の手下…じゃなくて仲間よ!」

「お前、今最悪な事言ったぞ…」「まぁまぁ^^」

「てか、もう学校征服とかめんどくない?」「おい発案者!!;;」

「できれば早めに愛梨ちゃんカードを…」玲子先生は怯えて言う。

「あぁ、それなら後で返すわ」「そう!良かったわ…!」

「あー、喉かわいたな…そこの男子、なんか飲み物買ってきてくれへん?」

「ぼ、僕パシリぃ!?」俊太は半泣きで言う。

「なんや、文句でもあるんかァ?コーラ1つ。」「ひィィっ!!;;」

俊太はトボトボと廊下へ姿を消そうとする、そこで彩は俊太へ一言。

「あ、あたしには『ぢゃがりこ』ッ!」「……はぃ…」

俊太の後ろ姿を見送る昭人はこう思う。

哀れだ…

と、思っていると彩はいきなり机の上に乗っかる。

「いいこと考えたァァ!」「な、なんですか?」先生は聞く。

「んとねッ、学校征服すんのやめんの!」「はァァァァ!!?」

俺はつい大声を出してしまった。いや、誰でもこんなこと聞けば大声を出すさ。

「おまっ、ついさっきまで学校征服だ───」「ってなわけで撤収ー」

「あ、またこんなことあったらよんでくれへん?今日はおおきにぃー」

「愛梨ちゃんんんんんん♥」玲子先生はカードを手にし、放送室を後にする。

「あ、あのコーラとぢゃがりこ…」「あ、それは置いてって、解散だからあんたも行って」

彩はしっしっと言いながら俊太にコーラとぢゃがりこを置いて行かせる。

放送室に残ったのは俺と彩だけだった。

そう思えば、俺は何でこんなことをしていたのだろう。

「あんたも行けば?」「行けば、じゃねーよ」昭人はため息交じりで言う。

「よくこんなことする気になったよなァ、ホントバカらしい」「うん…まぁね…」

あれ、物投げてこない。俺はてっきりロッカーでも投げるのかと思っていた。

「あたしね、今日みたいなことして…楽しかったよ!」「!」

「それじゃっ、また明日ァ!」そう言うと彩は廊下へかけて行った。

「なんだ…?」俺は不思議に思いながらも、彩の置いて行ったぢゃがりこを食うとする。

次の日、やはり予想はしていたが彩は学校を休んだ。

学校ではやはり『学校征服』が話題となっていた。

教師にチクる奴もいたが、信じる教師は誰一人としていなかった。

その日の放課後、俺は暇だったし彩の家に寄ることにした。

【ピーンポーン】─── 「なかなか出ないな…」俺はもう一回インターホンを押そうとする、が

〔ガチャッ〕 「何、給食のパンでも渡しに来たわけ?」「……」

見る限り元気そう、風邪ではなさそうだ。

「部屋に入れろ、話がある。」「どーせ、昨日のことでしょ?そのことなら──」

俺は彩の部屋の中をちらーっと見た。…あんまり考えたくない光景があった。

「もう全員そろってるわ」「………」

そう、昨日来た奴ら、枕崎、海河、玲子先生が座布団に座っていたのだ。

「な、なーんでここにいるんだぁ?」「そーゆうあんたも何でうちに来るのよ」

彩はそう言う、そこに俊太が話しかける「あ、あのぉ…」「何」

俊太はヒッと怯えながらもこう聞く。「何で学校征服なんて考えたんですか…?」

「暇だったから、でもあまり楽しくな──」「嘘つけ、結構楽しそうだったろ」

昭人にそう言われて彩は「きっ」と睨む。

「まぁ…確かに楽しいっちゃ楽しかったわよ」「ほーら」「黙って」

「なんや、何か目的でもあったんちゃうか?」「いや、別にー?」

「そ、それじゃあホントに暇だったから…?」「そーゆことー」

彩は紀伊と玲子先生の質問をズバズバ答えていく。

「よーしっ!!」彩はいきなり大声を出す。

「な、何だよ」「あたし決めた!」「……何を」

「将来の夢、世界征服者!!」「………」

俺は口をあけっぱなしにするはめになる。

「そんときはっ、あんたたちも一緒だから!」彩は皆に指をさす。

「当たり前や!」「ぼ、僕でも役に立つなら…」「あ、あたしも強制参加よね…」

「もちろん、あんたもよ。」最後に俺に指を向ける彩。

「まったく…いつまでたってもお前はガキだよなぁ…」「よし、決定」「って早!;;」

…でもこいつなら世界でも宇宙でも征服できそうな気がする。

理由?そんなものは始めから必要はない。

そう、こいつは不可能も可能にする女なのだから─────。





…おわったぉー
早く終わらせたかったので最後適当!、ま、いつもだけどw((
なんかいつもより長い気がするなぁー
んじゃ、今日はこれでー

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2011/06/28 22:53
ほんとは昨日に感想とか言いたかったけど、時間の問題で言えなかった(泣
すっごく楽しかったよ!
ぃんくさんの文才が欲しいww
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2011/06/28 06:30
小説、うまいっす。とても小6とは思えないっす。あんたは天才か?
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2011/06/27 19:34
(ノ*゜ー゜)ノ゜+*:;;:*こんにちゎ*:;;:*+゚o(゜ー゜*o)
Pぷれ企画変更のお知らせです。
ちょっと変更しましたので...URLで行ってください。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=883676&aid=29402045

詳しく書いたつもりなので、またご参加くださいノノ*
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2011/06/27 18:35
おぉ!!!おもしろいよ!!
ぬーん!1話から全部見てやる!!((




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