自分の持っているNINTENDO DSは古いタイプ♪
現在のDSからしたら時代物になったと思うな～たぶん。と言うか絶対。
この自分のお古なお古なDSは手放せないよ～
だって懸賞で当てたんだもん!!
コレがひぇぇ～な話なんですねぇ、良いですか?話して?
ある日、宅急便屋さんが来て、なんか小さなダンボール箱を持ってきた。
宅急便屋さんから自分が受け取ると
母ちゃんが
「漬物かねぇ?小さいからチョコかねぇ?」なんて言うから自分もそんな感じと思ってた。
チッチャなダンボールをパキパキ開けたら白い箱にDSの絵が登場!!
「母ちゃん!!ニンテンドーのDSだよぉ!!」自分で開けておいて自分でビックら!!
母ちゃんもビックらして
「ゲーム機が入ってたの!?」なんて言ってたら父ちゃんが
「ほんとにお前宛かよ?」って
「この近所にゃぁ同じ苗字の家があるぞ!!良く間違えて手紙が入ったりすんだろ!!」
おぉぉ!そうだった!!
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇwwww
人の家の小包開けちゃったのぉ!!まずいじゃん!!
「どうしよぉ～」自分で泣きを入れちゃったよ。
そうしたら横から弟が素っ頓狂な声で
「ダンボールの宛てに当選商品って書いてあるよ。アンタ宛てだよ」って自分に言った。
アンタ言うな!弟のくせに!!!
なんて言ってる場合じゃない!!これってなんかに当選したんだ!!
よかったぁ他人の小包じゃ無くてハァ。ほっとした。ほっとして嬉しくてDSに感謝感激!!
「それは二人で使いな」なんて母ちゃんに急に言われて我に返ったよ。
「自分が当てたのに自分専用だよ～」
って言ったのに「うるさい!!!うるさい!!」って取り合ってくんないの。
仕方なく弟と二人用になったんだけど
ある日、又も宅急便屋さんが来て小包を置いてった。
なんかこんな小包を前にも見たぞ～
あて先はしっかり自分、だからダンボールをパキパキして中の白い箱が出てきたら
ニンテンドーのDSだよ。
え????
父ちゃんが河童頭を振りながらよって来て
「何～固まってんだよ～お前はよ～」って言って自分が手元に持っているDSを見てビックリ!!
河童ハゲ父ちゃんのほうがガッツリ固まっちゃって
「うそだろ・・・・何でゲーム機が・・・・」なんてブツブツ
「で、でも、でもさ。DSが二つになれば自分と弟で別っこ出来るから・・・・」なんて父ちゃんに言った。
「何か悪いんじゃないかお前!?」父ちゃんは真顔だ
「悪いって何が???」そう何が悪いのさ
「懸賞に当たったんだからいいことジャン」って言ったら
「変だろう!!変だと思わないのか!!」父ちゃん、ゲーム機でパニクラないでぇぇぇ!!!
「良いことだって変に続いたら悪いことが起きるんだよ!決まってんだぞ!」
父ちゃん、それ本当に決まってんの?
「でもね父ちゃんDSの本体があっても別売りのゲームを買わないとゲーム出来ないから」って言った所で河童ハゲ父ちゃんは180度変換、手のひら返し大作戦。
「母ちゃん、コイツ、ゲーム機が当たったから中身のゲーム買えとよぉぉ!!」
げげ!!ゲーム交渉を母ちゃんに丸投げしたよこの河童は
「買うか!!!!!」って母ちゃんの雄たけびが木霊す!
そう、ゲームは買ってくれないのかい。
それから程なくDSのゲーム機はCMでやっている新型が出て
父ちゃんいわく
「新型が出るんで懸賞で掃いた所が多く出て、当たったんだろうよ。お前の当たりなんて、うんなもんだなぁ」なんて言われたけどココは良い顔良い顔
「ゲームソフト買って♪」言うだけ言わないとね。
「うるさい!」なんだよ河童ハゲは頼りになんないね。
ここは母ちゃんだよ。うん。
「母ちゃんゲームソフト買って♪」
「うるさい～!!」母ちゃんまで何だよぉ!!狸!狸!狸!
「ゲームソフトなんかほしい～(泣)」でも全然相手をしてくんない。
仕方ないなぁ～
豚のしょうが焼き食べちゃおう。悲しくてもお腹はすくなぁ～
すると夜なのに玄関チャイムがピンポーン!!
家族みんなで???
玄関に父ちゃんが出て小さな小包を持ってきた。
「お前にだぞ」って父ちゃん
「何か当たったとよ。小さいから漬物かチョコレートってとこじゃないか」って父ちゃんが言ってる横でパキパキダンボールを開けたら
DSのゲームソフトが当たったんだ!
河童ハゲ父ちゃんがスッゲエ気味悪がって、それからしばらくは懸賞応募禁止令がでた。
嘘と思う人もいると思いますが本当に本当です。
だから古いDSでも自分には宝物で今でも懸賞で当たったDSが宝物です。