~プレ付ブログ企画~ 『誰かの物語(仮)』
- カテゴリ:自作小説
- 2011/06/23 08:45:13
※ブログ企画を行います。
参加条件を守っていただければ、だれでも参加していただいて構いません。
コメントで物語を書き込み皆さんで物語(?)を作りましょう。
≪参加条件≫
1.読んでいる人が不快にならないように誹謗中傷などは避ける。
2.物語の内容が前後とかみ合うようにする。
3.意味不明な内容は避ける。
4.一人で何度も投稿しても良いが、連続投稿は避ける。
5.次の人につなげる場合「…」で終わらせる。
6.なるべく登場人物の固有名詞は避ける。(例:AKB48・佐藤太郎など)
(参加条件は追加・変更させていただく場合もあります)
※本文の次は一番下のコメントの方です。順次上に上がっていく形で物語は展開されます。
※コメントの受け付けは7月10日まで、もしくは、コメントが100に達するまでです。
面白いお話が出来たら、別サイトで公開させていただきます。その際の表現の変更や、脚色・著作は私「幸達磨」に一任させていただきますのでご了承ください。
また、謝礼として参加していただいた方の中から抽選で過去の無料ガチャアイテムで私が所有している物をランダムに贈らせていただきます。その際には一時的に友達申請をさせていただきますので、ご登録ください。
≪登場人物の紹介≫
私…この物語の主人公。性別、性格、種族、家族構成などは未定書き込んでいくうちに決めてください。
(その他の登場人物は物語が進むにつれて増えてくると思うので、常時書き足す予定)
それでは、スタートです。
書き出し……
私が、ある朝、目覚めるとそこは…
完結編については、FC2の小説サイトにて発表しますが、何分、編集に時間がかかりそうなので、少々お待ちください。
完成次第、お知らせいたします^^
けたたましく電話のベルが鳴り~我にかえった僕は、
涙がこぼれた。
ふわり、暖かいものが僕を包み込む
「大きくなったわね……
未来の、大きくなったあなたに会えて、本当に嬉しかった
でも、私はあなたを失いたくないから、私自身を失ってでも
あなたを、まもったの…………
あなたは私の生きた意味。生きた証、未来への祈り。
これは全部夢。全部夢の世界なの。母さんが作りだした夢の世界。
夢は無限の可能性。無限の可能性の世界。」…
だが、この世界に未練は無い。差別されるのももう飽きた。
「いいんだよ、もう……」
そう言ったとき、母さんの顔を直視できなかった。
今、母さんの顔を見れば決意が揺らぐかもしれないからだ。
これ以上生きていても無意味だと分かっていても、感情に流されてしまう可能性がある…
僕の体はみるみると消えようとしていた
「だめ…あきらめてはダメよ」
僕はハッとして光に包まれた母の顔を見た
母の優しい目が僕を見つめて泣いていた…
やがてピンク色の光が、母さんをふわりと包み込む。
もう僕の右手は半透明になりつつあった。
しかし、僕の心は満足感でいっぱいになっていた。こんなに幸せな気分になれたのは久しぶりかもしれない…
そう考えた瞬間に僕は迷わず行動に出ていた。
精神を集中し魔力に込める。
人を危める魔法なんて初めて使う。今まで知ってはいたが使う事になるとは思ってもいなかった。
それも幼い僕に。
昔も今も無駄な魔法ばかり覚えている。あの頃は魔法を覚えるのが楽しくて仕方がなかったのかもしれない。強い魔力のおかげで、どの魔法も一度で習得していたし覚えるたびに母さんに褒められるのが何よりも嬉しかったからだ。
僕は知らずの内に涙を流していた。悲しいんじゃない。怖いんじゃない。ただあの頃が懐かしくて…
だけど、もうあの頃には戻れない。もう、進むしかない。
僕は幼い僕を見た。あっちも負けじと睨む。あはは、変な気分だな…。
「ごめん。母さん、僕は貴方を守りたいだけなんだ…」
そう呟いた時にはもう母さんの体を硬直させていた。幼い僕が動揺を隠せない様子で僕を見据える。
「本当に死ぬの?」
あの時と同じ声が聞こえた。そうか…あの声は幼い僕だったのか…。
僕は迷わず答えた。
「ああ。理由が出来たし…守りたいんだ」
そう言った直後、幼い僕の体は飛ばされた…
「やめろ!」
そう言って母さんの前に立ちはだかったのは、10歳の僕だった。
そうだ。あの頃の僕は、まだ回復魔法があることを知らなかったのだ。
きっと僕が母さんを攻撃しようとしていると誤解したのだろう。
そして10歳の僕は僕の回復魔法を無効化する呪文を唱えた。ピンクの光がふっと消えてしまった。
回復魔法は知らないくせに無効化だけ覚えやがって。自分で自分に毒づきながら、どうするべきか考えていた。
そして1つだけ方法が浮かんだ。
立ちはだかる10歳の僕を、この世から消し去ることだ。
今なら母さんを抑えておく魔法も覚えているから庇って死なせることは無い。
10歳の僕を消せば――きっと今の僕も同時に消える。それだけのことだ。
さっきはただただ死んでいきそうになっただけだったが、今回は違う。母さんを守れる。結構なことではないか。…
声のする方を振り返ると、もう一人の私がいた。
いや、正確には10歳の頃の私だ。
その手には魔道書が大切そうに抱えられていた。
決意を込めた瞳で、10歳の私は部屋を飛び出していく。
──待て!行ってはいけない!!
その後を追って、部屋を出ると、そこにはあの時の光景が広がっていた。
対峙する男に、少年時代の私が呪文をかける。
でも、それはあっさりと男の手によって、無効化されてしまう。
代わりに男の手には、あの時、母の命を奪った呪文が出来上がっていた。
それが、幼い私に向かって放たれる。
母は子供の私を庇おうとして……。
咄嗟に、私はありったけの魔法力を込めて、回復呪文を唱えた。
……母を、母さんを死なせてなるものか!…
「………?」
訳が分からず辺りを見まわすと、そこは僕の部屋だった。子供の頃の部屋ではない。今住んでいる部屋だ。
そして、あることに気がついた。
さっきよりも手が一回り大きくなっている。足も大きい。試しに出してみた声も低くなっている。元の姿に戻っているのだ。
「夢、か……?」
そう言いつつも思った。違う。夢ではなかった。これは絶対に夢ではなかったのだ。
もう一度部屋を見回し、あることに気がついた。
魔道書がなくなっている。
うっかりなくしたなんてことはない。あの魔道書は見るのも嫌になって捨てても何故か必ず戻ってくるのだ。
じゃあ何故……
こんな僕が死んだって誰も困らない。
なんて僕は悲しい奴なんだ…あー、もう少しまともな人生がよかった。
僕は流れ出る血を見ながら自分に刻々と近づく"死”を実感していった。
僕の周りには少しづつ赤い血の海が広がっていく。
だんだん体に力が入らなくなり地面に倒れ込んだ。
「死ぬの?」
誰かが僕に声をかけた。
「本当に死んでいいの?」
誰だろう…お母さんじゃない。視界がぼやけて顔が見えない。
「僕死ぬのか…」
どんどん視界が真っ暗になってくる。死はもう目の前だ。これで楽になれる。自由に…
「本当に、“死ぬ”の?」
もう一度問いかけられた。
「いやだ…怖いよ…死にたくないっ」
僕はいつの間にかそう叫んでいた。
真っ暗な世界に飲み込まれるのが怖くて…僕は必死にもがいた。
「分かった。」
そう言って手を差し伸べてくれた。こんな僕に手を差し伸べてくれたのだ…
「う……」
頭の中で鈍い痛みがした。そういえばあのときも同じように頭が痛くなったんだったか。
痛みはどんどん広がっていくばかりで、全くおさまる気配を見せない。
「っ……?」
頭をおさえていた手が、生温かくてぬるっとしたものに触れた。手を見てみると赤い液体がついている。恐らく血だろう。どこかにぶつけた覚えはないから、この痛みが原因だろう。
あのときはどうしたんだろうか?
あのときはこの痛みをどうおさめたのだったろうか。少し考えて、すぐに思い当たった。
考えるのをやめたんだ。
嫌になって、この痛みの中でもどうにか眠って、自分の無力さについて考えることを放棄した。
そうすると自然と痛みは止まったんだ。
ならば、ずっと考え続ければ血はどんどん吹き出し、僕はやがて永遠の眠りにつくことができるのだろうか。
もし、そうだとしたら――今僕が選ぶ道は1つしかない。
学校では「あいつに近付くと危険だ」などと恐れられ誰一人として友達が居なかった。
こんな魔力があるからだ 僕はいつもそう思っていた。
こんなに強い魔力があっても何も救えなかった。助けてあげられなかった…
僕はみるみるうちに後悔という名の波に飲み込まれていった…
父さんと敵対する派閥のリーダーで母さんを自分の物にしたがっていた、あの男との関係は両親が結ばれることで、最悪の物となって行った。
父さんが最高の魔導士の証であるセブンスターズの称号を与えられることが決まった日の夜、事件が起こった。
母さんを人質に取られた父さんは、あの男の陰謀にはまり、息を引き取ったのだ。
まだ、母さんのお腹に宿っていた僕に全ての力を与えて…。
そして、7の星の元に生まれた僕は生まれつき魔法力が強かった。
当時、僕は1回目の10代の少年だった…。
学校で、誰よりも魔力が強かった僕は過信していたのかもしれない。
覚えたての死の呪文であいつを殺そうとしたんだ。
でも、まだ子供だったぼくが大人の男になんて叶うはずがなかった。
逆上したあいつは僕を殺そうとした。
でも……気を失っていたはずのお母さんが僕をかばって………
呆然とする、隙だらけのあいつをぼくはころした。
僕があんなことしなければ
お母さんは、死なずに、すんだんだ。
もっと早く、あいつをころすまえに
回復の呪文をかけていたら、まにあったのかもしれない。
もっとぼくがつよかったら………
その先の言葉を遮るように、お母さんは僕を強く抱きしめた。
多分お母さんは安心させるつもりだったのだろう。
しかし、僕の頭の中にはいつの間にかあのときの光景が浮かんでいた…
当初の予定では、6月30日を持ってコメントを締め切り、物語を完結にしようと思っており、28日の時点ではSF風の結末を用意しておりました。
しかしながら、その後のコメントから話の内容が変化してきましたので、急きょ、コメントの締め切りを延長させていただきます。
長々と引き延ばすのも、まずいので、7月10日を目処にコメントの締め切りとさせていただきます。
あと、10日程ですが、引き続き執筆のほど、よろしくお願いいたします。
頭では理解してるのに、理解してきたのに目の前に居る人を否定できない。
おかあさんは、ぼくのいつの間にか流れ出ていた涙を指で拭いた。
昔と変わらず、優しいままだった。
「でも、ぼくあんなにひどいことしたんだよ?…
そう言った声はかすれていた…
ちゅうにフワッと浮くのを感じた…
ずっと、ずっと昔に失ったはずの白く、優しく、暖かい手。
ぼくを守るためにぼくのせいでいなくなってしまった大切な人。
一目でいい、もう一度会いたかった。
もう一度きつく抱きしめて欲しかった。
大人になったぼくを見て欲しかった。
「大丈夫、あなたは私が守るから…
かなり情けない声が出てしまったが、そんなことを気にする余裕は勿論無い。
一度逸らした目線を、もう一度僕の手をひっぱった白い手があるであろうほうへ向けた…
「どうしよう……」
焦燥感ばかりが先だって、体がいうことをきいてくれない。
もどってこい、という声は、だんだんと自分に近づいてきているようだ。
その時…
次の方につなげる場合は「…」を付けて終わらせるという条件でしたが、話の内容的に前後につながりそうなので、今回は、そのまま続ける事を可能とします。
次に書かれる方はりゅうこりんさんの続きからお書き頂いて構いません。
何時もしかめっ面をしていてニコリとも笑わない・・・
その顔が脳裏に焼き付いているのであった
ぼくは、動かない脚をなんとかしようと思いながらも、
そのことを懸命に考えた…
この話は下から続いてます。
話の内容としては面白いので、次回作の書き出しで使わせて頂きますが、残念ながらこの内容では続かないので、今回のブログ企画の物語ではカウントしないものとします。
なので、次に書かれる方はピンクちゃんさんの続きから書いてください。
何の事ない朝の始まりかと思ったが・・・・
ナゼか布団の上に長い尾っぽを入れても20cmぐらいの何かが乗っている。
全身が黄色くてホワホワしていて真っ赤な瞳の妖怪が布団の上からコッチを見下ろして・・・
「デブ・・・デブ・・・」と言うのだ。←あぁ~デブですよ!お菓子の食べすぎで太りまスタ!!
目が覚めて唐突なこの現状に「ダイエットか・・・orz」と、思った。
最近、家族全員がこの妖怪に取り付かれているのを思い出して朝がはじまる・・・・・
どこからともなく 気味の悪い、地獄の底から響き渡るような声が聞こえてきた・・・。
夢ではなさそうだ。
頭を打った覚えもない。
しかしまぎれもなく目の前にいるのは子供の頃の僕だ…
やっぱり、鏡だ。
そしてそこには、10代の頃とおぼしき自分の姿が映し出されていたのだ。
「どうして、ぼくは子供に戻っているの?」…
そこには大きな鏡があり、自分が映し出されていた。
その鏡に触れてみると…
もう1人の自分がいた…
よく分からないが、息の切れ加減から、だいぶ走ったのだと思う。
ふと、顔をあげると…
自分のいるべき場所へ近づきたいと
懸命に走った…
私は自らに聞き返した。
いったいいつから、自分自身の事をぼくと呼んでいたのだろうか?
自分の体が本当に自分の物であるかも疑わしくなる。
昨日までは大人の体であったような気がするが、今はどうみても10代にも満たないであろう少年の様な体つきであった。
自分の姿を確認したかった。
とてつもない恐怖に苛まれ、私、いや、ぼくは走り出した…
いったいこれからぼくはどうすれば…どこへいけばいいのだろう…
考えれば考えるほど怖くなった。
そしてドラゴンをもう一度見返した…
なぜ…ここにいるんだ?…
確かに夢の世界の住人の代表格だ。
ドラゴンは私に向かってテレパシーのような不可思議な力で話しかけて来た…
私はこちらに向かって手を振ってくる大勢の人々に背を向けて、その場から逃げだした。
逃げ出した先には…
「恐い」一瞬、心の中で 何かが動き始めた。
そう、なにかが・・・