この夏に観たい映画?
- カテゴリ:映画
- 2011/06/23 01:43:02
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私たちの住んでる、ほんの近い場所に、綺麗な海がありました。
その近くには、羽根の生えた、妖精のような種族が平和に暮らしていました。
しかし、その中には、一人だけ、変わり者の、男の子がいました。
幼い頃に両親を亡くし、一人で森の中に住んでいました。
どこか、みんなと違う雰囲気を醸し出していたので、
なかなか心からの友達も出来ず、周りは他人行儀に振舞うだけ。
それでも、男の子は、寂しくないフリをしながら、毎日、気ままに暮らしていました。
ある日、男の子は、森の奥で、迷子になってる黒猫に出逢いました。
足を怪我していて、妖精の種族に、助けを求めたのですが、
黒い猫を今までに見たことのなかった皆は、気味悪がって、
関わると不幸になる、という根も葉もないデマが飛び交い、
誰も近寄る事さえしませんでした。
しかし、男の子は、黒猫の足が、とっても痛そうだったので、
家に連れて帰って、手当をしてあげました。
そして、お腹をすかせていたので、一緒に、ご飯も食べました。
暗くなってくると、一緒に、お風呂にも入りました。
お風呂上がりの黒猫は、とても綺麗な毛並みをしていました。
その夜、男の子と、黒猫は、一つのお布団で、仲良く一緒に眠ったのでした。
次の日から、男の子と黒猫は、いつも、何をするのも、一緒でした。
お互いに、一番大好きな友達を見つけたのです。
嬉しくて、楽しくて、笑顔の毎日が、飛ぶように流れて行きました。
ある日、男の子と黒猫は、森の中で、綺麗なお姫様に出逢いました。
男の子が一瞬で心奪われたのを知った黒猫は、何とか、
男の子と、お姫様が仲良くなれるようにと、知恵を振り絞りました。
周りの誰からも恐れられていた黒猫は、みんなに、
男の子が、実は、その背中の羽根で、夜空の向こうまでも飛ぶことができ、
あの綺麗な星をも、手に入れることができる、すごい力を持っているのだと、
噂を流し始めました。
種族全員に、その噂が流れ始めて、男の子は、一躍有名人になった頃、
お姫様の住む、お城では、お姫様の、お父さんの王様が、
その、すごい力を持っている男の子が、お姫さまの結婚相手になれば、
怖いものなしだろうと、考え始めていました。
そして、ある日、お姫様は、王様に言われて、男の子に逢いに来ました。
二人は、お互いを知るほどに、その優しくて、相手を思いやる内面に惹かれ、
急速に仲良くなっていきました。
しかし、男の子は、自分が、持ってもいない、すごい力があるという噂を知り、
お姫様に、本当は、そんな力なんて持っていないと、本当のことを話してしまいます。
けれども、既に、そんなことは関係ないほど想い合っていた二人だったので、
お姫様自身の希望で、二人の結婚は、王様にも許可されたのでした。
しかし、王子様になった、男の子に、黒猫は、まるで、良かったね、と言わんばかりに、
「にゃあ~お。」と一声鳴いて、森の奥の、どこかに姿を消してしまいました。
男の子は、走って後を追いましたが、捕まえることはできず、
毎日、毎日、泣きながら探し続けました。
今でも、お姫様と二人、黒猫が、いつか帰ってくることを信じて、
ずっと、男の子の傍に、寝床を用意して、待ち続けているのでした。。。
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…この黒猫、いつか、あなたの元にも、ひょっこり姿を現すかもしれませんよ?w
なーんて、こんな映画、というか、物語?が、観たいような観たくないような???
どっちだ…ってか、ちょっと、いきなり、唐突に、創作、入っちゃった^^;
昔、家の前に、黒猫がいて、一時期、飼ってたんだけど…どっか行っちゃって。
寂しかった記憶が残ってるのか…それか、長靴をはいた猫に影響されたか^^;
黒猫と、友達になりたいなー、なんて思う、最近の、夢見がちな私なのでしたwww
チビには、プリキュアの妖精のハミィが、長靴履いて、活躍する話を、
ノートに軽く書いてあげたら、一生懸命、色を塗ってましたwww
結局、ちょっと難しいけど、長靴をはいた猫の絵本、買っちゃったんですけどね~(>_<)w
ちょっと切ない優しい気持ちが伝わるかな?♡