気になるカラス その後
- カテゴリ:ペット/動物
- 2011/06/22 19:17:13
6月の初めに、近所の川沿いの同じ場所に、いつも一羽でポツンととまっている
カラスのことを書きました。
その頃はマバラだった木々の葉も、いまではびっしりと生茂っています。
その後 2度ほど、ほかのカラスがそばによっていくのを見かけましたが、一緒
にどこかへ行くことも、そこで巣作りをすることもなく、しばらく同じように一羽で暮
らしていましたが、ここ一週間ほど姿を見かけることがなくなりました。わたしの
外出の行き帰りだけという時間的な制約もあるかも知れませんが、それまでは
ほとんど毎日見かけていたことから、やっぱりどこかへ行ってしまったのだと思い
ます。
待っていた何かが起こって行ってしまったのか、何かをあきらめて行ってしまっ
たのか、それとも、もともと何もなく単なる気まぐれだったのか、知る由もありま
せんが。
6月の初め頃に子育てしていたカラス達は、もう雛も巣から出て、親カラスと一緒
に生きていくための特訓中です。カラスの子育ての季節ももうすぐ終りです。あの
カラスはどこへ行ったにしろ、今年子育てをすることはないのでしょう。
こんなことは、気にしなければ目にも付かないこと、不思議でも何でもないこと
、ごく普通のことなのかも知れませんが、わたしには今でも少し気になることなん
です。
そうなんです。そう思いたいです。2度ほど側に来ていたカラスは、
待っていた相手と違っていて、その後に本当に待っていたことが起こって
去っていったのだと思います。
私は毎日動物と接する仕事なので余計にそう思うのかも知れないけど、動物って何事にも一途です。
なので、このカラスは待っていたカラスが来たのか、待っていたことが起こったのか、そのどちらかだと信じたいです^^
巣から落ちたいつかのスズメのことですね。きっと元気に育って
巣立っていますよ。そう思いたいです。こちらでも巣立ったばかりの
スズメの子、この頃よく見かけます。警戒心が少し薄く、チョンチョン
と動いてる姿が可愛いです。
カラスはいじめたりした人間を覚えているということを聞いたような
気がします。子育て中のカラスを見ていると、本当に愛情深いと思います。
そうなんですよね。気にしなければなんともないのに、やたらに気になってしまう事ってありますよね。
私も、先日の雀のヒナがまだちょっと気にかかります。
あれから一度も見に行っていませんが・・・
カラスって嫌われ者だけど、とても頭がいい動物で、同じ仲間をしっかりと守る愛情の強い動物なのかなって思います。
だから人間がカラスに嫌な事をしたら仕返しもするし(これは同じカラスかどうか分からないけれど、カラスの仲間や家族が人間に苛められた反撃をしていると思うんです)
見なくなってしまったという事は、カラスも旅に出るのかしら?
いつかいなくなるのは当然のこととは思っていましたが、やっぱり
一羽で去るのではなく、仲間と一緒に・・・と、思いたいです。
と言うより、きっとそうなんでしょう。
見守った人間の立場からしたら、そう考えれば少しホッとできませんか? (^O^)
カラスの子もよく見ると、結構可愛いものですよ。明らかに
親鳥より小柄でスマート、まだ世間ずれしてないような動きなんか。
でも、この時期の親鳥は怖いですよ。子を守る思いとは言え、人間
を威嚇するのもこの時期なんです。これがあまり好かれない主な原因に
なっているのですね。
どこへ行ったのでしょうね・・・。仲間のところに戻っているといいですよね・・・。
そうかも知れませんね。
「動物は自分の最後・・・」ですが、以前は山菜取りなどで
随分、付近の野山を掻き分けて歩いていたこともあるのですが、
動物の遺骸というものを見たことがありません。最後を知って
人の目の届かない所へ、なのも知れません。
動物は自分の最期を知っているとも言いますが、どうなのでしょうね。