ハリウッドにとってのエジプト文明
- カテゴリ:日記
- 2011/06/20 21:31:11
http://rocketnews24.com/?p=98968
血が騒ぐとゆうか、燃えるニュースだw
ナイルのデルタ地帯のその地下。
眠れる17のピラミッド群と1000基の墳墓群、3000に及ぶ集落の街の遺跡を発見。
地球の周回軌道をまわる衛星が、それを発見した。
こんな大規模の遺跡が、未発掘で地下に眠っているとはねえ~!
20世期初頭に掘りつくされたはずのエジプトは、まだまだ何がでてくるかわからない。
それはエジプトに限らず、世界中で言えることだ。
これからこんな発見が、どんどんと増えてくるに違いない。
考古学と、最先端の宇宙技術。
それぞれ、謎を追い求めるという点が、大きな共通点だ。
ところで、この遺跡があるのはタニスだという。
エジプト北方文明の首都だったのが、古代都市タニス。
ニュースにも書かれている通り、映画の「レイダース 失われた聖櫃(アーク)」でアークが安置されたと設定した場所だ。
レイダースにしても、ハムナプトラにしても、ハリウッドにとってエジプト文明は、昔からミイラ男に代表されるように、ホラー風味に思われてるようだ。
原因の下地は、「ツタンカーメンの呪い」のせいなんだろうか?
…あれは、当時のマスコミの捏造も、かなり影響が強いんだけどなあ><
アニミズムに由来する多神教のエジプト文明は、日本人にとっては馴染みやすい。
再生の思想だって、仏教になじんだ私は変だと思わない。
少年王ツタンカーメンと、王妃アンケセナーメンの中むつましいエピソードを思わせる、いくつもの発掘品。
その前王、世界初の宗教改革をしたアクナートンと王妃ネフェルティティの残したアマルナ文明の遺跡。
その一部をみただけで、古代エジプトがどんなに豊かだったか。
ところが、ハムナプトラで描かれたエジプト文明は…、お笑い以外の何者でもなかった。
この映画、1999年製作だから、古いってもんじゃない。
続編もどうよ~って感じだったしなあ。
いや、エンターティーメントとしては、めっちゃ笑えたけど。
・・・ええかげん、エジプト=呪いとか動くミイラとかゾンビとか、ステロタイプから離れてもええんとちがうかなあ?
なんといっても、エジプトは四大文明の一つですからね。
なにが出てきても不思議じゃありません。
今度みつかった遺跡群も、発掘に着手するのはまだ先の事やと思います。
全貌が明らかになるのは、来世紀かもしれへんしなあ。
それまでに紛争や戦乱、なんてのがおさまってほしいもんですね><
歴史を題材にした映画ってのは、いろいろフィクションが入ってます、
敵側からみた真実とか、味方から見た真実とか、第三者から見た真実とか。
製作者にとって都合のいいフィクションで、いろいろ変えられますから。
そこがまた、映画の魅力なんだけど。
お疲れ様でございますm(^^;)m
ここは、よほど眠気をさそう何かがあるんかな~?
なるほど、エジプト=ミイラ、ピラミッド、ファラオの呪い。
固定のイメージが出来上がってる。
そこに、浪漫を感じるのかもしれんなあ…ハリウッドは。
はたからみたら、お笑いになったりするんやけどなあ。
世界が画一化されて、文化の多様性が無くなる。
それは、ちょっと私も嫌です。
いろんな文化があってこその、人の逞しさやと思うから。
インディ・ジョーンズの時代は、まだ山師的ないいかげんさが通用した時代。
その頃に比較したら、格段の進歩遂げてるから、今はいろんな発見があるんやろうね^^
インディ・・・彼が、今、現役の考古学者だとしたら?
なんだか、エジプトのザヒ博士のように、世界中飛び回ってるような気がするなあ。
あれだけアクティブな人も珍しいよw
キリスト教を代表とする一神教は、うちの神様が一番~て宗教やからねえ^^;
多神教はそれだけで、いろんな価値観そろってるから、ぬるさ加減が違うと思う。
立ってる場所がまるで違うから。
スパルタ軍全滅の悲劇はほんとだけど、「300」はフィクション。
まあ、実物の「300」を、みたわけじゃないけども。
それにしても、相手の文化を曲げすぎたらあかんわなあ><
吉村先生も、自分の理論をきちんと証明してました。
もちろん助けになったのは、進んだ日本の技術。
発掘した遺跡や遺物の補完技術でも、日本は世界に貢献してますよ。
遺跡の場所発見に宇宙の衛星、地中の探索に音波探知機。
でも、そこから先はやはり人力^^;
重機を使って荒っぽく掘るわけにはいかないから。
でも、中の石室探査とかには、極小のファイバーカメラとか、カメラロボットとか、活躍してます。
最終的にはまたマンパワーですよw
実際発掘作業も手作業で時間をかなり掛けて行うので、復元されて私達が目に出来るには
まだまだ時間もかかりそうですね。
でも映画も良い点があって、歴史に疎い私なんかには分かりやすいストーリーだと
覚えやすかったりします(笑)
昔は世界史も日本史も好きでしたけど、やっぱり複雑になって来ると
人物名を覚えるのが面倒で、嫌いになっちゃいました・・・。
コメ考えてるウチに寝ちゃうんですw
情報がこんだけ溢れてる時代でも
昔持っていたイメージに固執するというのは
そこにロマンを感じている、あるいは感じたい、からではないですかね。
我が日本も「黄金の国→カミカゼ→ゲイシャガールズ→アニヲタ」ですからね^^
ネットが普及してそのうちどの国にも個性が無くなるんですかね〜
生物多様性の中にはヒトも入ってて欲しいと思います^^
こんな技術がなかったのは当たり前やけど、今は、こんな事が出来るんやねぇ。
インディが、もし現代に実在したら、どうするやろ?
味気ないと嘆くのか、面白いと跳びこむか……どっちやろうねww
仏教徒はじめ多神教は柔軟な気がするなぁ。
そういえば、「300」でもスパルタ人はともかく悪役(!)の
ペルシャ王はかわいそうなくらいのパンク野郎のコスチューム、
「そりゃないぜ」とイスラムの人たちが怒ったのもわかる。
友達が前に言ってた「ハリウッド映画はつかみはOK!あとはダメダメ。
奥は深いが底は浅い」ってのに同感です。
吉村作治もすごいと思ったけど
まさか、宇宙から探すなんてびっくらぽんだねw
すごいですね。技術の発達って。
エジプトはすごいだろうけど、世界各地で改めて遺跡が発見されると面白いのに。