桜の美人が登場します☆
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/04/27 20:26:42
古文書で
『都まで 音に聞こえし 瀧桜 色香を誘え 花の春風』と読まれている
三春の滝桜や
磐越自動車道からも雄姿が見える小野町(小野小町の町で有名です)
夏井 千本桜を
この前の旅行で会津に行きながら見てきました。
平日の朝方なのにどちらの桜も観光バスが並び乗用車の駐車も大変!
桜にはファンが多いなぁ
千両役者かも。
まず、会いに行ったのは樹齢千年の大美人『三春の滝桜』です。
滝の流れのように桜の花が咲き誇り
風に撫ぜられては花びらが舞い散っていきます。
さながら天上の仙女のすがたを魅せるんです。
妖艶で誘うような さんざめきの流し目に誰だって声も出ないでしょう。
あなたも滝桜の薄紅色を降らす姿に酔って
「花びらの大洪水に目がくらむ」なんて言うのはいかがでしょうか?
この仙女様は江戸の頃、近隣の年貢を免除させた方。
滝桜の世話をする人達からは、お殿様は年貢を取らなかったんですよ。
凄いでしょ
千年生きてる大美人はその美しさで村の人まで助けちゃう!!
良く美人を傾城といって国を傾けて人々を不幸にすると言いますが
いまでも観光地になって地元を助け
見に来た人も守っていく人も皆を幸福にしちゃうのが本物の美女
桜仙女の『三春の滝桜』♪
何処までも流れる桜の枝を伸ばして春の風と遊ぶ姿に
「滝桜の仙女様!貴女の優しさをどこまでも!」って別れを惜しみながら
次の桜のお誘いを受けます。
そう、夏井 千本桜です。
磐越自動車道から春の日に見た事があると言う人も多いと聞きますよ。
まず駐車して車を降りればもう桜は目の前なんです!
桜は全てがソメイヨシノ。川を挟んで両岸に立ち並び
川の面にも優雅な姿を写しながらどこまでも続きます。
本当に途切れるところが有るのかと思うほど桜の並木は続きに続き
「楽園はこちら」って微笑んでくれますよ。
千本桜は誰も全てが美人揃いで立ちくらみしそう。
そのうえ千人もの桜の美女ですよ。
さんざめきは切ないくらい。
桜の枝と枝が触れ合うその様子が
差し出した手と手を繋いで舞う舞姫のようです。
あなただって、春風の香りに薄紅に染まる桜、咲いて散らす桜を見ながら
どこまでも川面に行きたいと思いますよ☆
あぁ桜の波の彼方に川の面を繋げるように泳ぐ鯉のぼりの群れもみえますか?
いいですねぇ。歩けるだけ歩いて帰ってきましょうよ。
「楽園って続くんですよ」って『夏井 千本桜』に言ってもらいましょう。
おまけですが
やすらぎの郷 会津村の桜も見てきました
桜はちょうど散り初めの頃で
風に舞えば花びらが散り
花が去り際を求めては散り
白亜の観音様が大きく大きく立ち上がっている空を花びら達が飛びまわります。
桜の花びら色の空を見たのは会津村がはじめてでした。
桜は奇跡を見せるんだなぁなんて、うん、柄に無いな。
旅行中
小さな花を山の霊気で揺らす可憐な山桜も多くみました。
鳥海山の山桜も見てみたかったのですが雪で真っ白白じゃあ桜は寝てますよ(泣)
月山の凍結道路で死ぬかと思ったお間抜け旅行ですが
自分達家族にしたら桜を追いかける旅行でもあったんです。
(まぁ、おまけのおまけに近藤勇の墓を探しに山に潜ってシンドイ目にもあいましたけど)
あのぅえぇ、これでもけっこう頑張って桜の様子を書きましたが
通じたかな???
この桜見物で夏井 千本桜を見ていた懐メロ王子の弟は何故か小声で
「~人馬は続く~♪♪」なんて『麦と兵隊』って曲??を歌ってましたが
千本桜と合ってる曲なのかなぁ????と思ってる自分です。
凄く感激です!!
こちらこそ、ありがとうございました♪
マスマス行きたくなっちゃいました♪
ステキな桜の国へいざなってくれてありがとう~♪
長けた文才なんて誉められると調子にのっちゃうかもデス☆
自分よりm☆mさんの文章の方が
人文クラブの先生みたい\(ёoё)/
先生には「句読点が多すぎるんだよお前は」って言われますが凹
弟はLサイズなんで王子は全然ムリですよ~
嬉しかったです~ありがとう☆
通常よくある旅行記ですと写真などが掲載されている為
視覚的な観点に比重を置き文章が後追いになりがちですが
このブログを拝見すると躍動する文章に自然とその桜の情景が
目に浮かび、その感動の余韻に読み手側も浸る事が出来ます。。。
コロボックルさん の長けた文才に改めて気付かされたしだいです!
ところで実は、王子はコロボックルさんの弟殿下ではないですか^^
『麦と兵隊』は渋いw渋すぎる!!!!
でも、ここは『同期の桜』も歌ってもらいたかったですね^^