Nicotto Town



悪魔の楽園。22

とうとう最終話です!今まで読んでくれた人!((いねーよ
ホントにありがとうございゃす^^


「はぁ、はぁ、はぁっ」(紅たち…もういねえかな…)

「紅に…伝えないとな…」

─────そのころの紅たち─────

「…ノア」「何度振り向いたってあいつらは来ない…」

「分かってる…」「…そんなに奴らがいいのか?」

「そんなんじゃない…」「うそ、さっきから後ろばかり向いてるぞ?」

「…」「戻りたかったら…戻ってもいいからな…」

「えっ」紅は一瞬兄の言った言葉に驚いた。

「俺の幸せは紅の幸せだからな」「兄上…」

紅は足を止めると、兄に涙を見せながら微笑み、後ろに走って行った。

「まったく…俺もしっかりとした兄になんねぇとな…」

〔タッタッタ〕 「ノアっ…どこだろう…」

その瞬間紅はハッと気付いた。

「そうだ…あそこだよ…」そう一言言うと、また走った。

20分後

「っはぁはぁ…ここ…だ」

そこは紅とノアが初めて会った場所だった。

「やっぱり…来な──」「紅!」

いつも自分を呼ぶ優しい声にすぐ反応した。

「ノっ…ノアぁ…」紅はまた泣いてしまう。

「紅…なんでここに…」「ノアだって…」

「俺は…、俺は紅と一緒に居たいと思って…。」「っ!!」

ノアも同じことを考えていたんだ──。

「私っ…ノアの事が好──」

〔ギュッ〕 「…俺が言わせて…好きだ…」

一番聞きたかった言葉─────。

私の心に響いている─────。

「やっ!ノア!紅ちゃんんん☆」「「!!?」」

「いやいや、いいシーンだったねぇー^^」「てめェ…全部見て──」

「ん?まぁねぇー★」「んだとォォォ!!?//」「わぁ、逃げろぉ!」

「紅、あたしたちって幸せね、こんなに楽しい仲間がいるんだから」ランネが言う。

「うん、ホントそう思うよ…」紅は目をつぶり、にっこりと微笑む。

ありがとう、私という存在に出会ってくれて─────。





ぬぁいぃっ!!((
これで「悪魔の楽園。」シリーズ終了っす!
新しい方もはじまってるけど見てね!ww





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