悪魔の楽園。22
- カテゴリ:自作小説
- 2011/06/16 19:38:01
とうとう最終話です!今まで読んでくれた人!((いねーよ
ホントにありがとうございゃす^^
「はぁ、はぁ、はぁっ」(紅たち…もういねえかな…)
「紅に…伝えないとな…」
─────そのころの紅たち─────
「…ノア」「何度振り向いたってあいつらは来ない…」
「分かってる…」「…そんなに奴らがいいのか?」
「そんなんじゃない…」「うそ、さっきから後ろばかり向いてるぞ?」
「…」「戻りたかったら…戻ってもいいからな…」
「えっ」紅は一瞬兄の言った言葉に驚いた。
「俺の幸せは紅の幸せだからな」「兄上…」
紅は足を止めると、兄に涙を見せながら微笑み、後ろに走って行った。
「まったく…俺もしっかりとした兄になんねぇとな…」
〔タッタッタ〕 「ノアっ…どこだろう…」
その瞬間紅はハッと気付いた。
「そうだ…あそこだよ…」そう一言言うと、また走った。
20分後
「っはぁはぁ…ここ…だ」
そこは紅とノアが初めて会った場所だった。
「やっぱり…来な──」「紅!」
いつも自分を呼ぶ優しい声にすぐ反応した。
「ノっ…ノアぁ…」紅はまた泣いてしまう。
「紅…なんでここに…」「ノアだって…」
「俺は…、俺は紅と一緒に居たいと思って…。」「っ!!」
ノアも同じことを考えていたんだ──。
「私っ…ノアの事が好──」
〔ギュッ〕 「…俺が言わせて…好きだ…」
一番聞きたかった言葉─────。
私の心に響いている─────。
「やっ!ノア!紅ちゃんんん☆」「「!!?」」
「いやいや、いいシーンだったねぇー^^」「てめェ…全部見て──」
「ん?まぁねぇー★」「んだとォォォ!!?//」「わぁ、逃げろぉ!」
「紅、あたしたちって幸せね、こんなに楽しい仲間がいるんだから」ランネが言う。
「うん、ホントそう思うよ…」紅は目をつぶり、にっこりと微笑む。
ありがとう、私という存在に出会ってくれて─────。
ぬぁいぃっ!!((
これで「悪魔の楽園。」シリーズ終了っす!
新しい方もはじまってるけど見てね!ww