当て字
- カテゴリ:日記
- 2011/06/16 08:05:21
「ストック」の和名紫羅欄花(あらせいとう)のように紫の漢字のつく花名を調べてみました。
春から秋にかけての紫のつく花を調べてみると、
春紫苑(ハルジオン):これはわりと読める。でもこの花の色って紫苑色じゃないですよね???
注)ハルシオンとは読まないでください。ハルシオンは睡眠薬ですよ^^
紫鷺苔(むらさきさぎごけ):その読みのとおり。
紫丁香花(むらさきはしどい):これは読むのは難しい。ライラックです。
紫蘇(しそ):紫蘇科の花ではラベンダーが有名ですね!
紫露草(むらさきつゆくさ):この花には露がとても似合います。
紫御殿(むらさきごてん):これは素直に読んでください。英名パープルハートのほうが花の形容としてはピッタリ。
紫陽花(あじさい):これも素直には読めない。平安時代に花の色合いで誤ってあてはめたように思える・・・
小紫(こむらさき):その読みのとおり。
紫式部(むらさきしきぶ):別名はそのものずばりの「実紫(みむらさき)」。英名Japanese beautyberryがいいですね!
紫苑(しおん):こちらは素直に読みましょう。もちろん紫苑色の花があります。
こうしてみるとけっこうありますね!当て字は少ないけど^^
そういえば、紫の当て字として「ゆかり」がありますね。
ゴハンにかけるふりかけ「ゆかり」も紫蘇と縁が深い?
気になってWebで調べてみました。
確かに紫っぽい花の写真がありますね。
春紫苑って、空気の清浄なところでは紫がかるらしいですよ。
そんなところ、なかなかなさそうですが…。
確かに紫をゆかり(縁)とするのは、古今集の和歌からのようです。
三島食品のホームページにもふりかけの名前の由来がありますね。
ここでちょっと納得かな。
http://nikitoki.blog.so-net.ne.jp/2011-01-06-4