フェラクティ♬
- カテゴリ:音楽
- 2011/06/16 00:18:37
まず、この映像を視て下さい
http://www.youtube.com/watch?v=J9C-_FI1zC0&feature=related
まだあどけなさが残る子供達、、、
こんな現実もあるという事を、、、
大好きなミュージシャンの一人です。
フェラ・クティ(Fela Anikulapo Kuti, 1938年10月15日-1997年8月2日)はナイジェリア出身のミュージシャン、黒人解放運動家。ミュージシャンとしてはサックス、ピアノ、ヴォーカルと多彩な技術を誇るマルチミュージシャンで、アフロビートの創始者として世界的に著名である。「Black President(黒い大統領)」の呼び名で知られる。
1976年、フェラは白人に強制されていたキリスト教の洗礼名「ランサム」を捨て、フェラ・アニクラポ・クティと改名する。アニクラポは「死を操れる者」の意味。また軍隊をゾンビに喩えた屈指の代表作「Zombie」はこの年に発表された。1977年、対立はついに頂点に達し1,000人の軍隊により共和国は襲撃を受ける。建造物は放火によって消失、77歳になっていたフェラの母フンミラヨはこのとき受けた傷が元で翌年他界する。フェラは拘留され裁判が開かれるが、この公判は警察によってニューヨーク・タイムズなどの外国報道機関を追放した閉鎖的なものであった。結果的に彼は釈放されるが政府の圧力により公演会場からは締め出されてしまい、カラクタ「共和国」という呼称も禁止勧告を受ける。1978年、バンドメンバーである女性コーラス27人と合同結婚式を行う。
1997年8月2日、エイズによる合併症で死去。58歳。自身の音楽活動は実子のフェミ・クティ(Femi Kuti、1962年6月16日-)により受け継がれ、現在に至っている。
代表作
- LIVE!(1971年)
- クリームのジンジャー・ベイカーと競演したロンドン公演を収録したライヴアルバム。
- SHAKARA(1972年)
- 音楽性が完成を見たと評価されているアルバム。
- HE MISS ROAD(1975年)
- ジンジャー・ベイカーがプロデュースしたアルバム。
- EXPENSIVE SHIT(1975年)
- 警察に収監された体験から生まれたアルバム。タイトルは大麻所持容疑で逮捕されたフェラに対し、その証拠品を飲み込んだ彼の大便を執拗に要求した警察に対する皮肉。
- KALAKUTA SHOW(1976年)
- カラクタ襲撃事件を描いたアルバム。最も著名なものの1つ。
- IKOYI BLINDNESS(1976年)
- アニクラポに改名して初めてのアルバム。IKOYI(イコイ)は上流階級が多く住む地区の名前。
- ZOMBIE(1976年)
- 軍隊の襲撃を受けた体験から生まれたアルバム。こちらも最も著名なものの1つ。
- V.I.P. =VAGABONDS IN POWER=(1979年)
- 1978年のベルリン公演を収録したライブアルバム。タイトルは「VERY IMPORTANT PERSON」ではなく「権力を手にしたヤクザ者」の意味であることが冒頭で語られている。
- I.T.T. =INTERNATIONAL THIEF THIEF=(1979年)
- ナイジェリアの企業を「国際的窃盗集団」と罵倒したアルバム。
- ORIGINAL SUFFERHEAD(1981年)
- 初めてエレクトリックサウンドを導入したアルバム。本作からバンド名をエジプト80に改名。
- ARMY ARRANGEMENT(1985年)
- フェラに無断でリミックス盤が製作されたこともあるアルバム。
- UNDERGROUND SYSTEM(1992年)
- 結果的に遺作となったアルバム。だがその点を抜きにしても音楽性の評価は高い傑作。
彼らがこれから大人になっていく
国を担っていくとき、どうなってしまうんでしょう
憎むべきは、最初に彼らを兵士に仕立て上げた大人なのですが、
たぶん人を殺すことに彼らは虫けらを踏みつぶすほどの躊躇もしないでしょう。
もっとも残虐な存在となってしまった彼らは
人間として生きていくことができるようになるのか・・・