ともだち、トモダチ。[四話]
- カテゴリ:自作小説
- 2011/06/15 17:56:38
「か・・・・花梨!違うの!これは・・・・・・!」
沙羅が何かをしどろもどろに言っていた。
しかし、私の耳には何も入ってこない。
「あの・・・だから・・・・ね」
「わたしって、沙羅の、ともだちじゃ、ないの?」
私は沙羅の言葉をさえぎるように言い放った。
「え・・・・・・」
沙羅が言葉に詰まっていると、
キーーーンコーーーーン カーーーーンコーーーーン
チャイムが流れてきた。
「あっ、花梨、チャイム鳴ったよ!行こっ!」
沙羅は強引に私の手を握ると、
教室まで引きずって行った。
授業中、私はずっと上の空だった。
頭の中をぐるぐると、
さっきの事が回る。
トモダチナノ?
サラハ、ワタシノ、トモダチナノ?
ありがと~☆
初めまして☆
訪問感謝です(*ノωノ)
らむって呼んでもいいかな(´・ω・`)??
女の子同士の友情には、
危うさもあって、またかけがえのなさがあるな~、
と、ずっと思っているけど。
その部分が読みやすい文章で、
繊細に伝わってきました。
今後の展開も楽しみにしてるよ!