電力会社の陰謀
- カテゴリ:ニュース
- 2011/06/11 09:08:18
http://www.youtube.com/watch?v=fLq4TMmtssY&feature=related
映画、東京原発 2004年公開
橋下知事が、関西電力の節電要請を拒否しました。
専門学校ですら自家発電で電気代を節約しようとしている昨今、大規模工場の電力を自家発電で賄うのは常識となっています。
この期に及んでトヨタが関西電力の節電要請に困っている、などと報じられているのはどういう事情なのでしょう。
電力会社がオール電化を進めていたのは電力の生産力に余裕があったからでしょう。
生き残っている原子炉+火力発電+水力発電+各企業の発電機の余剰電力を合計すれば節電しなくても停電しない、という情報を電力会社は隠すのです。
企業から電気を買うとなると、相場が高騰して損をするので買わない、というのが東京電力の方針です。
この方針のおかげで停電が発生し、信号が止まって交通事故+家庭の医療機器停止で数名の死傷者がでました。
電車の間引き運転で交通量が増え、ガソリン不足がさらに悪化して、給油待ちで車内で死亡という話もあるのです。
私の家も今月の初めに停電したのですが1時間とはいえ不便でした。
今年の夏、もし停電が発生するなら、それは電力会社の怠慢である可能性は高いのです。
日本の電気代は世界で一番高いのですから、それだけ金を取っていて供給できないとなれば、これは怒るべきでしょう。
競争がないから電気代を安くする必要がない、という既得権益を守るために東西日本の電力変換施設は小規模なままだったのです。
電力会社にとっては縄張りさえ守れれば停電になっても良いのです。
むしろ停電で国民を困らせれば原子力推進の追い風になる、と考えているでしょう。
関西電力が橋下知事との話し合いを拒否したことにより、いよいよ日本の夏は停電に突入しそうです。
今日のブログは764文字でした。
えっ、計画停電って、原発廃止な流れを防ぐためのものかと思っていました。
まあ理由にお金が絡むことは同じですが・・・
どうも彼等は自家発電を導入した方が電気代が安いという事実を知らないようです。
自分たちの特権を守れば、あとはどうなっても構わないんでしょうか。。
犠牲になられた方々の気持ちを考えると腹が立ってきました。