しょぼいお嬢様学園のつっぱり
- カテゴリ:日記
- 2011/06/08 01:38:58
そんなお嬢様学園にもツッパリが居ました。
最初はパシリなった1年をよこしてきました。
かばんを持たそうとしましたが?「なんでぇ?私は病弱なお嬢様で箸より重いものは持つなと育てられたの?家のしきたりにそむくわけには行きませんわ」何てふざけていっていたのですが、「生意気なんだよ!」と組み付いてきました。
最初はダンスを踊っているのかと思いましたよ。
何と手と手を指を挟んで握って上に持っていったりしたに持っていったり・・・。
此の程度の喧嘩は男子とやったら小3まで、妹とも小学校時代までやっていた喧嘩。
大人が妹に勝たせたくて腰を落として下から上に持ち上げるんだと知恵をつけて一勝してから、私も要領を覚えてまた、勝って終わり。
「お前ダンスを踊りたいのか?喧嘩ってどうやるか知ってる?」と言って蹴りをいっぱつ。
よろけたところを少し戻ってすばやくとび蹴り。何とか着地。此れがうまくいけば後は蹴って蹴って、蹴りまくる。
当然口の中程度と最初に転んだときにぶつけたおでこから血が・・・。
何ともう一人の同学年の更にパシリが青くなって「救急車、救急車」と騒ぎ出した。
上端だろう。ナイフで刺したわけじゃなく、此の程度の喧嘩で信じられない。
私は小5のときにやられて居たんだよ。
すぐに引き止めて、「な~にぃ言ってんの、転んだだけじゃないか。遊んでいただけだろう?」と言ってそいつにかばんを持たすと肩を担いで起こして、脇を抱えて担ぎながら、驚いて突っ立っている見物人の中を微笑を浮かべながら通り過ぎる。
ある程度、人通りがなくなったところで下ろして、「お前達、私のパシリも失格!」で、2度と私に関わるなと言って、終わり。
転校しちゃった!えっなんでぇ?っとわたし。
もう一人は、私に関わらない様に更にあいつには手を出すなと時々出てくるツッパリもどきに言ってくれてた模様。
其のうち1年用のトイレの一つが3年のツッパリのたまり場になっているとの事。
誘われるままに遠いほうのトイレに連れしょんしていた私は初めて一人で其のトイレに入ったときに3年のツッパリに遭遇。
驚いたねぇ。見とれたよ。お嬢様学校のツッパリってこんな感じだったのか・・・。
其の手入れの行き届いた長き黒髪の美しさ。そしてほとばしる育ちのよさ。
でも一応「何見てんだよ。此処には入ってくるな。」と其の子分らしき人も、とてもとても普通のお嬢さん。
で、しばらく見ていて、「いや、それは私が決めることなんで」と平然とトイレの中に入る。
で、其の麗しき黒がみのいい臭いのする女が私の肩を掴んだとたんに運が悪かったね。
長い髪は戦闘の弱点じゃないか。
其の髪を掴んでぐるっと手に一巻き。そのまま手を洗う瀬戸の洗面台の高さに頭を持っていくために瞬時にしゃがむ。バランスを崩した所へ何度か手を洗面台へ向かって何往復か・・・。
こんなの基本中の基本だよ。男子はすぐに長い髪の女子は髪を掴んでけりを入れてから。
私はいつも単髪。だからカチューシャと横の髪留めが唯一のおしゃれ。
ポニーテールなんて、敵に塩を送るようなもの。
大抵は男子に引っ張られて泣いていたじゃないか。
勿論白い瀬戸物の洗面台は赤い血で見る見る染まる。鼻血を出した位で怯える他の仲間。床も血が滴り落ちる。
「わたし、トイレに行きたいだけなんだよ。解ってくれたようで」と、話して、床にしゃがみこむそいつを尻目にトイレに、用を足して出てきて、「手をあらいたいなぁ・・・、邪魔だからどかさなきゃならないのかなぁ・・・」と独り言を言うとよけてくれたので手を洗ってトイレから出てきたところへ、私が此のトイレに入ったと心配した1年の仲間がぞろぞろと遠めにいる。
普通に出てきて、「何もなかったよ~♪」
そうそう「出てくる前に、私もわすれるから、お前達も忘れな。一年にやられたらと知れ渡ったら、今までやってきた奴がいっせいに仕返しに来るよ。私は誰にも言わないつまりだけど。そう言う事で。」と言って出た。
もう、後は明るくなった学校で、学校がいっぺんににぎやかになって、みんなのびのびして、其の3年は黙っていたようで、私がトイレに入るとよけるけど、かつ上げはやっていたけど、助けもしないし、向こうは私が行くのを静かに動作を止めてまっていた位。
つまり、私の学年には手を出さなかったので、もう、今年の1年はどうした?と先生がいぶかるほど、毎日をはしゃいでいた。
2年3年になると男子のいる中学でやっていけなかった女子が転校してきた。
くら~い顔をして怯えていたのだが、しばらくして安心して、其のうち地を出して、はしゃぎまわる位明るくなっていった。子犬の集団といわれもした。血統書つきのペルシャ猫の集団やロシアンブルー猫の集団が軽蔑気味に私達を見ていたが、パンを買うときの勢いは彼女達の方が凄かった様な気がする。
此の私が弾き飛ばされる。
しょぼいツッパリしか居なかったので流血の学園生活はう~ん、殆ど、それっきり。
後であのまま公立中学に行った子達から怖い話を聞いて、マジで行かなくて良かったと思った。
みんなは「私が来て助けてくれたら違っていたのにぃ」と暗い顔をして言われても、向こうは楽しみにチェーンをもって待っていたそうだ。
(ー_ー )ノ" パス そんな青春はいいよ。
(-_-;)それにしても私を仲間にご推薦した奴はどんな話を吹き込んだのやら・・。
学校での私はスカートは短め普通の明るい目立つ子、長めのスカートをはいてくるツッパリも僅かに居たけど、何故か私に敬語。
男子の居ない、名門女子学園のツッパリなんて、長いスカート履いてみましたぁ~、程度だよ。
むしろ巧妙な陰湿な罠の方が、そりゃ~、恐ろしかったよ。
金持ちのお嬢様達の意味不明な何かを競っている様なあの雰囲気は独特?
私は最後まで其の位置に入れなかった。
要するに血統書対ペルシャ猫集団と、血統書つきロシアンブルー猫集団とアメリカンショートヘアの集団と、日本三毛猫の居直り集団のお互いにシリアスな対応の仕方は私は単なる「村娘、騎士を目指してます」宣言を早々にした位シビアな世界ですよ。
私が母が無理して買ったワンピースを着て休みの日にご招待されて行った時は「孫にも衣装って、此のことですわね。」クスクスの中で神妙にして、お茶の種類を聞かれて、「麦茶で結構です」と言ったら紅茶の種類の事で、無理してきていただいたからと私の為に何と麦茶が特別に私にだけ出てきた。
猫の餌は残り物にお味噌汁かけるものだとしか知らない自分の立場を思い知らせる様なご招待に預かったときの事。
スケバン・キラー
女任侠道、極める
って感じですかね。
そのまま、大人になっちゃって。 ふっ ヨロシク
マジにしょぼいツッパリでしたよ。
私が行くはずだった公立の中学のツッパリの女子はかみそりを手に二枚指に挟んで居ると言う世界ですからね。顔を切られると縫う事が出来ないそうです。子分たちはナイフを持っているそうです。
ほら、モップの変わりになる位の長いスカートをはいていたふる~いツッパリ女子の時代です。
其処を回避するために入った麗しい女子学園です。