『キケン(有川浩著)』の映像化を望んでます^^
- カテゴリ:30代以上
- 2011/05/23 04:12:11
小説に限らずいろいろなお話が映像(映画・TVドラマ・OVA)化される
昨今ですが 原作に想い入れがあればあるほど『期待⇒落胆』と言う
のは付き物でございますが・・・
先だって『阪急電車』を観た帰りの新幹線の中で考えたことは
『今度は ”キケン(新潮社刊)”を映画化して欲しいな~大学生もの
だからやり易そうだしな~エンタメだし良いと想うんだけどな~』でした♪
原作をご存知無い向きに少々解説をいたしますとこの作品は とある
理系の大学サークルの面々がハチャメチャな部長を中心に巻き起こ
す数々の”伝説的出来事”をオムニバス風に綴ったものです☆
作品はある男子(かつての”キケン”のメンバーの一人)が奥様相手に
サークルでの想い出を懐かしくそして楽しく語る形式で進みます☆
男子なら誰にでもひとつくらいこうした『学生時代にハチャメチャな
ことばっかしやってた想い出』があるはずなんですね~(^-^;
(単なる想い出と言うよりそれが ”自慢”だったりするんですw)
有川さんは女子ですがその辺の男子の『伝説的黄金時代』気分を
よ~く分かっていらっしゃるんですね~☆
世の中にはいろんなお話が溢れているしそれを映像化するにしても
たくさんの方の努力があって初めて実現するわけです☆ ですから
大好きな作品が映像化されて しかもそれが『大満足』の行く作品と
なるのかどうかはまあ何とも言えないところですよね☆
『映像化はして欲しい でも落胆もしたく無い』
そんな作品が誰にでもひとつくらいあるものでしょう♪
皆さんはどんな作品が映像化されるといいなとお考えでしょうか?^^
「キケン」を映画化するなら、アニメが良いな~。と思います。
「キケン」は表紙の絵や扉絵が、イラストだからあのままの絵で映画をやってくれたら、
違和感は少ないのでは?と、思うんですね☆
あと問題は、声優とCGですね。
CGは悪いと気持ち悪くて、それだけで作品がぶち壊しになっちゃって大変…。
酔いますしね(XX)
ジオの考える『映像化したら楽しそうなお話』の第一条件は
『会話が楽しい』『極め台詞が素敵』と言うことなんですね~^^
ビジュアルと言うものが映像化の場合の大事なファクターであることはもちろんですが
役者さんの持つ『声&台詞の響き』がポイントなんです☆
まあ誰が『ユナ・ボマー』を演ずるのかは今度お会いした時にでもお話いたしましょう(^-^;
『11番目の志士』ですか! 正直言ってかなりディープな司馬遼太郎読みでも
あの作品を映像化して欲しいと言う方は少数派かとw ジオも好きですけどね♪
あの作品の主人公は 大河の『花神』の時に登場したと記憶しております
確か田中健が演じていたと記憶しております
(ちなみに高杉は中村雅俊でした ”俺たちの旅”コンビですw)
司馬遼太郎作品の映像化と言えば長曾我部元親とその奥方を主人公とした
『夏草の賦』なんか観てみたいですけどね~^^ 実はあの奥方好きなんです(^-^;
>衣月夜さん
『好きだからこそ映像化して欲しく無い』 読書好きのジレンマですよね~^^
『脳内劇場』に勝る芝居は本来ありえませんからね♪
それでもジオの場合は好きな作品が映像化されると観てしまうんですね~
『他人がどんな解釈でどんな作品に仕上げたのか』が大変気になる人なんです☆
もともと映画好きと言うことが根底にあるんですけどね♪
柳美里・宮本輝は読んだことがありますが服部まゆみは未読です 今度捜してみようかな^^
読んだ事がない書物には「映像化」を求めて内容を知りたいと
思ってしまいがちなところがあるかもw
思い入れと言えば、映像化[して欲しくない]作品を並べるに・・・
服部まゆみ・柳美里・宮本輝
フェクションか、日常を超越し過ぎているノンフェクションが好きなので
自分のイメ深き作品は映像化して欲しくない d(>_< )というのが本音です。
挿絵の使い方も斬新で驚きました。
もちろん好きだから映像化してほしいなーとは思いますけど
『ユナ・ボマー上野』!!誰がやるんですかあ?あのアブナイ感じを出せる人いますかね?
下手にやったらただ威張ってるだけの我儘兄ちゃんで終わっちゃわないですかァ?
私はね、有川さんの小説だったら『塩の街』か『海の中』あのへんの自衛隊シリーズやってほしいです。
映像的にも絶対面白いと思いませんか?
崩壊した東京の街に人型をした塩の柱が無数に立っていたら・・・。
スピルバーグじゃなくて、デリカテッセンの監督がいいな。エイリアン4がすごく良かったし。
自衛隊シリーズは特撮とかSFX駆使したら絶対面白い映画できると思うんです。誰かやって!!
あと有川さんの作品以外だったら宮城谷昌光さんの『孟嘗君』と『大公望』です。
特に『孟嘗君』は歴史小説でありながらエンタメ度すごい高いんで映画にしたら面白いですよ。
ミステリーありの青春、恋愛ありの壮大な戦争シーンありの・・・。絶対面白いと思う!!
あと司馬遼太郎さんの『11番目の志士』もいいですね。孤独なヒーローでちょっと異色です。
あと『北方謙三』版の『水滸伝』ね。
あ、この人の『水滸伝』はもはやオリジナルですから。普通の『水滸伝』と違いますから。
登場人物の性格も別物なのはもちろん、梁山泊側にも官軍にも影のスパイ軍団みたいなのがあって
本来魔法使いで書かれてる人たちがスパイなんですよ
で、表で行われてる戦いと閉口してこのスパイが暗躍するんです。
魔法使いがスパイで殺し屋ですよ!(興奮)
ハードボイルド作家ならではの『水滸伝』なんですよね~!
中国人もビックリすると思うんですけど♪
北方さんのは普通のハードボイルド小説ももっと映像化してほしいです。本人も素敵。
あと漫画だと山下和美さんの『天才柳沢教授の生活』っていう作品がありまして
この主人公の教授がすごく真面目で実直なんだけれどもすごくハートフルで・・・。
読んだことなかったら是非どぞ。
まだまだ候補にあげたい作品があるんですが、きりがないので続きはまたチャットででも・・・。