Nicotto Town


まさまさ さまー


巨人たちの落日 ケン・フォレット


およそ1,500ページ強
ようやく読み終わりました。

ケン・フォレット曰く
長編には長編にしかないよさがある

第二次世界大戦は物語などで親しいですが
第一次世界大戦はあまり詳しく読んだことがありませんでした。

物語はウェールズの炭鉱の町から始まった──。炭鉱労働者の家に育ったメイドのエセルと弟のビリー。
ロシアの皇女を妻に迎え、英国貴族として生きる若き伯爵フィッツ、貴族に生まれながら女性運動に身を投じるフィッツの妹モード、
敵国の女性を愛してしまったドイツ大使館員のワルター、アメリカ大統領の側近として海を越えて奔走するガス、
そして革命前夜のロシアで最底辺の暮らしにあえぐグリゴーリイとレフの兄弟──。
国も身分も異なる5つの家族の運命が絡み合い、壮大なドラマが紡がれていく。

終わりの見えない戦いのさなか、ヨーロッパでは外交官とスパイが暗躍し、皇帝が倒され、労働者たちの運動が熱を帯びていく。
かつてメイドとして仕えたエセルと負傷して戦地から戻ってきた伯爵フィッツにも、皮肉な運命の再会が待っていた──。
生死すら分からぬまま引き裂かれたワルターとモードは、愛を貫くことができるのか。
そしてロシアで革命の波にもまれる兄とアメリカでしたたかに生きる弟レフの運命は?
物語は深い感動と余韻を残すラストを迎える!



舞台はイギリス、ロシア、ドイツ、アメリカ
それぞれの国で男女の主役がいて
感情移入しやすくなっています。

後半に出てくるレーニンが特に印象に残ったほか
アダルトなシーンも満載でお子様には読ませにくい感じもしましたw




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