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黒猫の本棚。


本棚。16


「博士の愛した数式」
著者・小川洋子 出版・新潮文庫

数学が大好きです。でも得意ではありません。
数学が得意であったなら、きっとこの博士の様に、数式でレース模様を編み続け、証明などという何の役にも立たないものに、多くの時間と情熱を掛けたのに、と悔しく思います。

 貴方が数学を苦手だとしても、この本を読めば、数学の楽しさ、情熱を掛ける理由を、少しだけ知る事が出来るでしょう。

わからない単語、数字をわからないまま読み飛ばしても、純文学としてしっかりしているので、楽しめるはずです。感動ドラマです。 


ですからどうか、映画でもマンガでもなくて、小説で読んでくれますように。あれらは博士の語る数字の美しさを、半分も表してはいないのですから! 



 主人公、“私”は家政婦で、博士の身の周りの世話をすることになりました。私の10歳の息子は、頭が平らなので博士にルート(√)と名付けられ、子供好きの博士の家に加わります。

数字の言葉で話し、数学への愛を語り、阪神タイガースの江夏ファンの博士とすごすうちに、私とルートは家族愛にも敬愛にも似た、情を抱いていく・・・。

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2011/05/21 19:01
cocoさん
何処かにまとめてメモとって、時折思い出すくらいでいいと思いますよ。
その日によって読める本も量も違ってくるので。あんまり気にしすぎると、疲れちゃいますよ^^*
・・・・・・悩みは抱え込まないのが信条なんです。
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2011/05/21 17:09
読みたいな~と思いつつ、まだ未読です・・

読みたい本はどんどんたまっていく一方です。
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2011/05/20 17:09
まろさん
ありがとうございます^^* ホントにホントに大好きな本なので、そう言ってもらえて嬉しいです。
読み終えたらきっと、少しだけ、数字が好きになるだろうと思っています。
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2011/05/20 16:04
博士の愛した数式……興味はあるのに、原作、映画も未読でした。
(漫画にもなっていたのですね)

原作だからこその、面白さがあるのですね。

私も数学が苦手です。なのに、今は数字を扱っている仕事についています;;
常日頃悩まされておりますが、ぴたっと一致すると、美しいなって思います。

今度、こちらの原作を読んでみようと思いました!





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