〜 に と、〜 へ のちがい
- カテゴリ:日記
- 2011/05/19 21:18:50
天空へ行って・・キューリを受け取って来ました♬
きょうのコーラスは、
演奏会に歌う曲の中から・・
童謡 :青い目の人形
浜辺の歌
の 2曲、復習をしました。
青い目の人形を歌っているとき、
日本の港へ ついたとき〜〜 のところで、
突然 カリスマ指揮者が〜
「港 へ というのは変だね。」
「港 に と言わない? 私は幼稚園の時に そう習った・・」.....現在82才
と言い出して・・
「港 に と、歌ってください.なお、調べて来ますけど・・」
でも〜〜
野口雨情の作詩なんです〜〜
戦前と戦後で 詩が、変わったのかしら・・
〜 に と、〜 へ の、使い方に
明確な違いって、あるのでしょうか・・
むずかしいですね〜
カリスマ指揮者は、どう...答えを出してくるでしょうねぇ〜
国文学者のご主人様に、聞いて来るとおっしゃっていました〜
おっしゃるように「へ」のほうが
歌っていて 柔らかく、表現しやすいです。
常々、言葉をひとつひとつ丁寧に、美しく歌うようにと
指導しているカリスマ指揮者ですが〜
たまに こういうこと・・あるんです^^
なるほど、とうなずいてしまいました。
日本語って難しいな~^^;
そのほうが音も広がるし、息もつきやすいです^^
にほんのみなとに
n nn n n
鼻に抜くnの音が続きすぎるんですよね(´。`)
やっぱり雨情さんですね。
そうですよね〜
作品ですから・・変えちゃいけませんよね〜〜
どっちに決まるかしら〜〜 暗譜、間違えないようにしないと・・
でも、カリスマ指揮者さんが、そう思わないならば…
頑張って歌ってくださーい!!!
まあ! まなかさん、調べてくださったのですか〜
ありがとうございます。
私も自分で文章を書いていて・・どっちを使おうか...と、迷うことがありました。
結局...ニュアンスで使い分けていましたけど^^
楽曲の場合は、作詞家の表現に忠実であることがベストだと思うのですが...
なにせ....ここだけの話...カリスマ指揮者が
こうだ!と言ったら・・そうなのです><
同じような質問を、質問サイトでされている方がいたので、その回答を引用します。
長文ですが^^;
####
一般に説明する時は「に」は「帰着点」を表し、「へ」は「方向」を表すと言っています。
「東京に行く」の場合は、東京に着くことを前提にしている。
「東京へ行く」の場合は、東京の方へ行く、というように少し漠然としてきます。
しかし、別の質問にあった「ので」について回答しようとして、「日本文法大辞典(明治書院版)を読んでいたら、次のような説明がありました。一部を引用します。
>…平叙文などにおいては、個々の文脈から整然と「ので」と「から」を機能的に異質なものとしてとらえるのは困難であり、格助詞「へ」と「に」について、動詞「行く」「来る」などとの結びつきでは、その違いを明確に区別できないのと同様に… (この項、倉持氏)
上記から、学者でも「区別が難しいのか」とある意味納得できました。しかし、「に」の場合の一つの用法として「動作・作用の向けられる対象」というのが挙げてあり、ご質問の場合はこれに当たりましょう。すなわち、「とどける」という動作の対象が「あなた」だということです。
一方、「へ」の意味としては、(方向だけでなく)「帰着点を表す」場合もあるとされています(現代語の場合)。ということは「に」と「へ」が同様の意味で使用されることがあるということでしょうね。