欧州放射線リスク委員会2010年版勧告日本語版
- カテゴリ:ニュース
- 2011/05/16 17:21:14
「美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会」が「ECRR2010翻訳委員会」
の協 力で、先日公開された「ECRR(欧州放射線リスク委員会)2010年勧告」
の日本 語版を公開しています。
この報告書は、(以下、ECRR)が2003年に出した勧告以後明らかになった
チェルノブイリ原発事故の住民への影響や劣化ウラン兵器の影響等をもとに、
新たに出された2010年版報告(ECRR2010)です。
ECRRは今回の福島第一原発事故に際し、4月はじめに急遽のネット公開を実施
したのですが http://www.euradcom.org/2003/order.htm
ECRR2010の公開を知ったECRR2003日本語版翻訳にかかわった人たちが、
新たな 協力者と共にECRR2010年版の日本語訳を作成し、事態の緊急性を
考慮してネッ トに公開しました。
http://www.jca.apc.org/mihama/ecrr/ecrr2010_dl.htm
ECRR2003には46人の欧州の専門家
(放射線生物学者、放射線専門家、医学 者、物理学者、数学者、社会学者など)
が参加していたとのことですが、今回 のECRR2010には65人の専門家が参加し、
旧ソ連圏(ロシア、ベラルーシ、ウク ライナ)の17人に加え、アメリカ、
日本からも専門家が参加しているそうです。
ICRPが「影響がない」と言っている放射線レベルで、
実は多くのガンや白血 病が出ている事実や、この報告書が提示している放射線の
危険性が、今の時点での放射線の危険性予想の基準になるものであることがわかる
ということです。
この日本語版「ECRR2010勧告」公開を可能にした
「美浜・大飯・高浜原発に 反対する大阪の会」と「ECRR2010翻訳委員会」
に敬意を表します。
かなり専門的な資料です。
専門家の方、解りやすく解説して頂けると、助かります。(^^;)
youtubeにありました。
http://www.youtube.com/watch?v=L-g_PgqtvAE
少し眺めてみます。(専門家ではありませんけど)
どうもありがとうございます。
読んでみます。