旗師・冬狐堂シリーズ、短編。
- カテゴリ:日記
- 2011/05/15 10:07:22
前々から、読みかけになってた、北森鴻さんの「緋友禅」を読み終わりました^^
4つの話の入ってる、短編集でして。
北森鴻さんの作品は数々あれど、中でも冬狐堂シリーズは、私にとって、
もっとも読み終わるのに時間のかかる作品で^^;
世界の中に入り込むのに、しばらく時間がかかってしまうんですよね~。
なので、時間のある時に、じっくり、ゆっくり、読み切ってしまわないと、なのです。
前に、長編「狐罠」を、かなり苦心しながら読み切って…。
何故か、次に、何も考えず、この短編集を手に取ったんですよね。
なので、その感覚が残ってたのか、最初の「陶鬼」っていう話を読んでて、
途中で、「え…あれ?もう解決しちゃうの?…早っ。」って驚いてしまいました^^;
そっか…短編集だと、何となく、読みやすいし、このスピード感が、
一層、話を面白く感じる効果があるみたいだなぁ~と実感。
そして調子に乗って、「永久笑み」の少女、緋友禅、と読み進み、
最後の奇縁円空という話…これが、結構、中編って感じの読み応え!
夢中になって、一気に読み切り…次の一冊に突入しようと思います♪
お次は、「瑠璃の契り」…これも、短編集。これを読み切ってから、
最後の楽しみとして、「狐闇」の長編に挑戦しようと思います^^
骨董品とかに興味が出てきてしまうかも?w
あと、北森鴻さんの本は、わりと、どれもオススメかも♪
読みやすいし、何より、食べ物や飲み物の描写が上手なんだよwww
オレも狐罠から読んでみよ。