最初に言っておきましょう。昨日のオイラは調子がわるかったんです。
具体的に言うと頭が痛かったんです。
ちょっとした病人だったんですね。うん。


オイラは東京生まれの東京育ちですが、ママンは広島の出身です。
広島の市内ではありますが、あまり上品な地域ではないですね。言葉もちょっとガラが悪い。

そういう事と関係しているのかどうか解りませんが、方言や地域性に偏見などはありません。
というより、方言に憧れさえあります。
だって、ある意味バイリンガルじゃない？え？違う？あらそう・・・。

学生時代に、『関西弁を聞くだけで腹立つんだよね』という、あまりにも理不尽な事を言う輩もおりました。
個人の主張や意見ですので、流してきいていましたが

『でもさぁー、好きになった女の子が関西弁ならどうするの？』と質問したら
『そういう子は好きにならない』
とのご返事でした。うわぁー徹底してるなぁ～。世間狭くならんかな？
あー、結局ソイツは千葉県出身の子と付き合いましたけどね。

ちなみに、ここで謝っておきますが、関東の人間からすると京都も奈良も和歌山も大阪も兵庫も他のソッチの方の県を含めて皆『関西弁』です。
違いがある？
すんません。違いはわかりません。
言われれば、『あ～なるほど、ちがうね』といえるのでしょうけどね。
ですから、『大阪の言葉とウチら京都の言葉を一緒の関西弁なんて言われるのは心外だ』とおっしゃられても困るのです。

ママンの出身の広島の言葉の違いはわかりますけどね。聞きなれているからでしょうね。
しゃべる事はできませんけど。

何が言いたいのかというと、言葉に対する偏見というのは誰しも持っているという事です。
あれ？最初に言ってるのと違うじゃん。
言い換えましょう。偏見は無いですが、多少の言葉の壁というものは存在しているとご理解ください。


さて、『昨日』の話に戻りましょう。
頭痛いなぁ～、ガンガンするな～と思いながら会社帰りの電車にのりました。
ちょうどうまく席が一つ空いていたので、やれやれと座りました。

隣の三人はどうやらお仲間のようです。60代、50代、30代が一人ずつです。
何の話をしているのか内容は良くわかりません。どこそこの駅に行くにはこっちの路線を使えとか何とか。

何度も言いますが、昨日は頭痛かったんですよね。だから周りの人たちへの気持ちというか心意気に配慮が足りないというかちょっと狭いというか。
優しい気持ちを持てない時というのは誰しもあるとおもうんですよ。
っつーか、こっちは頭いてーんだよー。調子わりーんだよー。
んだ～～～。うるせーなぁー！オマエらよ～～～！

３人とも芸人みたいな妙にカン高い声で、関西弁っつーか河内弁だな？
キンキン頭に響く声でくだらねぇー話するなー。電車の中で高笑いするなー！（注：実際は迷惑な程の音量ではありません）
頭痛が更に酷くなるんだよぉぉぉおお！

たったの二駅が地獄の長さでした。だったら席をハズせばいいじゃん？だって二駅だよ？我慢できそうじゃん？
よく、冗談で『キミの話を聞いてると頭が痛くなってくるよ』なんて事をいいますが、本当にそんな事が自分の身に起きるとは思いもしなかったですよ。

これが、聞きなれた言葉だったら、ここまで酷くならなかったのかなと、駅から家までの帰り道にぼんやり考えたりしました。
まぁ、実際は方言というより喋っている声質というかトーンにやられただけな気がしますがね。

そんな訳で、夕飯食って風呂に入ってから薬を飲んで１時間ほど仮眠しちゃいました。
仮眠から目覚めたら頭スッキリで目が覚めてしまい、夜更かしをしてしまったのは秘密です。
（全然、秘密じゃねーよ）