2010年3月26日に買った本
- カテゴリ:人生
- 2011/05/12 00:42:15
たった一冊の本がボクの人生を変えた
それは本当に劇的な事件でした。
朝、どうして目覚めてしまうのだろう・・・。
って言う気持ちはほとんどの人には理解されない気持ちかもしれません。
それでも・・・当時の自分はそんな風に・・・考えてしまう人間でした。
きっかけは・・・些細なことでした。
いつものように友人と一緒に遊びに行った先で・・・
たまたま購入した中古本の中に・・・。
「運命」の本はあったのです。
「大人になりきれない人の心理」加藤諦三著。・・・たしかそんなタイトルだったと、思います。
その本には
「何故人生に絶望しているのだろう?」
という・・・ボクの根源的な疑問に対する答えがありました。
本の内容をかいつまんでお伝えします。
「あなたのような人は・・・人には見えないが・・・いろんなことを我慢して生きている。我慢して生きているから、つらい。
「また目が覚めた・・・」
「また一日が始まった・・・」
そんなあなたにとって・・・生きることは本当につらいことである。
もしも、今もなお、生きているとしたら・・・誇っていい。
イチローが大記録を達成したのと同じくらいの偉業をあなたはすでに達成しているのだ。
あなたにとっての偉業とは・・・
生きていることだ。
生きていることが、偉業なのだ。
あなたはこれまで「求めるモノ」を受け取ることができずに、今日まできた。
本当は抱きしめてもらいたい時に、抱きしめてもらえなかった。
甘えたい時に、甘えることができなかった。
強がっていなくては・・・すべてを失ってしまいそうだった。
そんなこんなで、あなたはいつも我慢に我慢を重ねて生きてきた。
あなたにとって・・・生きることは・・・つらいのだ。
それ以外の何モノでもないのだ。
にも関わらず・・・あなたはこれまで生きてこれたのだ。
これを偉業と言わずなんと言うのであろう。
・・・中略。
これから先、生きて行くには・・・辛いが・・・覚悟を決めなくてはいけない。
それは・・・あなたを救うのはあなただけなのである。
あなたが「理想の親」そのものに自分で、自分のためにならなくてはならない。
それを「神様」と呼ぼうが、なんと呼ぼうがかまわない。
「あなたは、あなた自身に「無償の愛」、「存在の愛」という最高の愛を与えるのだ。親に与えてもらえなかった「愛」でもかまわない。あなたが与えるのだ。」
それはつらい決断になることだろうと、思う。
事実、つらい決断だ。
だが・・・あなたが「しあわせ」になるためには・・・どうしても避けては通れぬ道なのだ。
この道だけが唯一、「しあわせ」になる道なのだ。
ボクはここまで読んで・・・号泣したのを覚えている。
ちなみに引用はしてない・・・。ボクの記憶からの抜粋である
だから、作者の言葉とは食い違う部分があると思われる。
記憶からの抜粋なのだ。
本のタイトルはネットで確認したところ、間違いない。
もしも・・・興味があるなら読んで欲しい。
・人生に絶望しているが・・・その理由がわからない人。
・心理学に興味がある人
それ以外でも・・・あなたの周りに「理解に苦しむ人」を理解するために読むというスタイルもおススメである。
だが・・・一番は・・・「人生に絶望しているが・・・その理由がわからない。この人生の繰り返しにどんな意味があるのだろう」と、考えている人は読んで欲しい。
読んだ後、ボクは何度も、何度も読み返した。
目に穴が開くほど読んだ・・・。
はっきりと言えることは「絶望」ではなく・・・「希望」を持てた
生まれて始めて「希望」を持てたのだ。
32歳にしてやっとだ。
だから・・・年齢に関係なく・・・読んでもらいたい。
ボクよりも年上の人にもぜひ読んでもらいたい。
ただその本があなたを救うか、どうか、まではわからない。
ただボクは「人生に絶望していて・・・救われたのだ」
何故絶望していたのか・・・理由がわかったのだ。
そしてどうやって希望を持てばいいのかも。
そうしたら、直ぐ次の文に 「ボクは号泣した」と書いてあった。
俺 君と一緒に、 泣いてた。
「あなたはあなたをコントロールしようとしている人間から離れなさい」
たしかに・・・どの本にも書かれていますね。
主題ですね。
ボクは自分流に解釈して・・・「人生の支配権を取り戻せ」と、解釈していました。
そうですね・・・着眼点も違いますが・・・受け取り方も違いますね。
ボクはそのように受け取りましたね
あのワンダーフォーゲル部で
有名な人ですな~。
私も加藤諦三さんの本は4~5冊読んだ事があります。
ただし、私の記憶の中には、そういう件はありませんでした。
私が覚えているのは、「あなたはあなたをコントロールしようとしている人間から離れなさい」です。
この言葉はどの本にも書かれていて(記憶の中の言葉なので著書の中の言葉とは違うかもしれません)、これが主題なのだと思っていました。
他の方の着眼点はちがいますね。
自分とは違った読み方もあるのだと気づかされました。