☆魂の正体
- カテゴリ:その他
- 2011/05/11 00:28:03
数年前,、ある学会で魂のことについて討論する機会がありました。なかなか興味深い内容で、医学や哲学などの古典まで引っ張り出され、様々な意見が飛び交いましたが、予想通り結論は出ないままでした。これは宗教などの問題も絡んでくるため複雑に解釈するためではないでしょうか?
(参考までに、魂は英語でSOULまたはSPIRITと訳されますが、宗教の問題もあってSOULはあまり使われないということだそうです。興味のある方は辞書でその意味の違いを確認してみてください。)
またこれは私の意見ですが、「魂とは集合的無意識のことである」と確信しています。こう考えれば霊や輪廻の問題もうまく説明がつくと思うのですが、いかがなものでしょうか?
その集合的無意識を調べてみると次のような説明がありました。
意識/無意識には、知的なそれと情意的なそれがある。知的な意識/無意識とは、メタ認知できる活動領域とできない活動領域である。思考、判断などの高次の情報処理系が関与する場合は、おおむね意識化が可能であるが、感覚・知覚などの過程や熟達した技能はほとんど無意識的、かつ自動的に進行する。情意的な意識/無意識は、S・フロイトによる概念化が最初である。無意識の世界を意識によって抑圧されたものとしてとらえ、その世界をモデル化するさまざまな概念装置を提案した。その後、C・ユングは人類に広く共通する集合的無意識を、フロイトの個人的無意識から分離し、そこにある元型(アーキタイプ)を神話、伝説、昔話のなかに求めた。トランスパーソナル心理学者のK・ウイルバーは集合的無意識をユングの無意識に相当する前個的(過去の)無意識と、至高体験を生み出す超個的(未来の)無意識とに分離した。なお情的無意識の世界をさぐる心理学を深層心理学とよぶ(〈参: →「メタ認知」〉)。
現代用語の基礎知識 株式会社自由国民社
ユングの<集合的無意識>と神ジュディー・ラドンさんが言わんとしていることは、ユングの<集合的無意識>論にきわめて近い。人間の深層の意識は、個人的無意識の層、家族レベルの集合的無意識の層を経て、地域レベル、地球レベルでの集合的無意識へと連なり、最深部では宇宙全体の集合的無意識につながっている、というのがユングの説だ。ユングの言葉でいえば、ラドンさんの「宇宙の神聖なる根源」は、宇宙全体の集合的無意識、ということになると思う。晩年のユングは、集合的無意議が<神>であるというという結論に到達していたという。ユングは「チペツトの死者の書の心理学」(1935年)と題する論文で、「神々と霊の世界は、つまり私の内なる集合的無意織に『すぎない』のである。この命題を逆にいえば『無意識とは、私が外に経験する神々と霊の世界である』」と言っているが、 これもやはり神のパラドックスなのだろうか?
ラドン=ジュディー・ラドン「輪廻を越えて」
永遠に分かりそうにないワードですよね。
昔の事ですが、「幽子情報系仮説」とかいう物について書かれた本を読んだ事があります。
これによれば、「幽子」の存在を仮定すれば、幽霊や、心霊現象、、果ては、超能力まで、すべて、科学的に証明できるのだそうです。
面白い発想だな、と思いました。
たしか、その本の中だったと思うのですが
「魂には、魂がない。故に、魂とは、コンピュータのような物である」
というような事が書いてありました。
日本人の物理学者の説です。
名前は、忘れてしまいました。
今でもこの説があるのかどうかは、不明です。
魂の在処・・・宗教やら科学から心理学の、ものすごーく賢い先生達が
大昔から考えてるんだろうな~
おいらには、ヽd´ι`bノ ワカリマセン
あまりにも諸説ありすぎるし、論じられてから歴史が長い・・・。
でもユングの論じてる『魂』がやはり一番支持されてるんですかねえ。