Nicotto Town


雪うさぎが呟く


巷に雨の降るごとく

我が心にも雨が降る・・・というのはベルレーヌの詩だったか。今日は昼前から雨になって蒸し暑く鬱陶しい。雨の思い出を一つ。

若かりし頃、学校のフランス語の教授がハンサムと評判だった。友人がその講義を受けていた。ある雨の日、友人をただ待つよりは、その名物教授のご尊顔でも拝そうかと、友人について部屋に入り、でも目立たないように後ろの方に陣取っていた。

ちょっと気障でいかにも「おフランス」という感じの教授は、「雨ですね、アンニュイだな・・・」と額に拳を当てて窓ガラスにもたれてため息。

そして黒板にさらさらと書いたのがこの詩。「ふ~ん」と感心しているうちは平和だった。ひとしきり説明してその後「では今日の予定。一行ずつ読んで訳してもらおうか、この列から」と指さしたのが私がいた席の前方。

だんだん順番が迫ってきて、「うわぁ、ど、どうしよう」と。次に番が来る!時にチャイムが鳴って終わりになったけれど、自分のしょうもない好奇心をつくづく後悔した。

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2011/05/12 07:22
nagataさん あてられてはかないませんね。見慣れないヤツだと思われたのでしょうか。

スジンさん、辞書までおしゃれとはさすがおフランス!
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2011/05/11 16:35
私も第二外国語はおフランス語でした。
英語の辞書と違いフランス語の辞書はすごくおしゃれで持ち歩いていてもかっこよかった記憶があります。
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2011/05/11 07:27
私も ともだちの教室に 忍び込んで 授業を受けたことある
しかも 当てられてしまった
でも 英語だったから なんとかなったけど
フランス語は だめですぅ



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