ボランティア活動2日目・3日目
- カテゴリ:日記
- 2011/05/07 11:35:29
翌日も目覚しを4:30にセットしバタバタ準備をしているうちに
受付到着が5:20ごろとなった、その時点で順番は100人目位である。
本日は町の集会所の建物周りのドロやゴミの除去作業、
ここに17名のボランティアが投入された。
建物の汚れ具合から、ここにも約1.3mの津波が押し寄せた
ことがわかる。
建物内部はすでに片づけられているものの、ぐっしょりと濡れた
畳が建物内に積み上げられていた。
建物周辺は、ドロと木くずの入り混じったものが約15cm一面に
集積しておりそれを除去する作業である、例により、スコップで
ゴミをすくい、猫車で破棄、これを幾度となく繰り返す。
2日目は、中年のご夫婦と3人で2時間その作業を実施した。
一方、私の先輩はこの集会所のすぐ横の民家の床下の
ドロの書き出しのサポートに入った。
その家の床はもう取り除かれ、床をはがせない押入れの下の
ドロ出しを行ったらしい。
ヘドロの異臭、ころがっている魚の死骸などさんざんな目にあったらしく
タフな人物ではあるが午前の作業が終わると 「気分が悪い・・・」といってしばらく
テントで横になり、その後無事に回復した。
その日の午後はリフッシュの為、近くのスーパー銭湯に行き汗を
流したのであった。^^
3日目 例により、朝5時に受付に行く、もう2日目よりこの待ち時間を
有効にする為に 初日に本を購入していたので開門までは読書で
時間をつぶす。。。
3日目は、田んぼのゴミの除去作業で20名のボランティアが
投入された。
現地に行くとテニスコート2~3面位の広さの田んぼであり
パッ見 (これはすぐ終わるかな?) 楽な作業と思ったが
実はそうではなかった。
例により、ドロと小枝のゴミの中には流木(小枝から防風林の幹)
家の柱、電化製品・プラスチックゴミ 出てくるは出てくるは、
ゴミは分別するのであっと言う間にゴミの山3つが完成した。
比較的大きなゴミの除去が終わると、小枝・わらなどのごみを
除去する作業が始まるが水を含み、わらの下はドロでぬかるみ
思うように進まず、結局2時間 20名のボランティアをもってしても
終了しなかった。(残りは後半部隊が行う)
午後、300名のボランティアニーズがあるとのことで、
3日目は午後もボランティアにエントリーした。
午後の仕事は、トマトの巨大ビニールハウスのドロの除去作業
約100名のボランティアが入る。
ここトマト畑は地面に網のビニールを敷いていたのでドロと畑との
境界が明瞭でここでも積った約10cmのドロをかきだす作業を
永遠と行う。
大小トマトがドロに交じって転がっている。
農家の方はさぞかし無念であろう。。。。
土木作業を3日もやるとさすがに腰が辛い。
午後前半ドロかきを行い休憩後はひたすら猫車(一輪車)の担当をした。
高齢者、一部女性陣は後半動けなくなっていた。
作業時間2時間というのはごもっともな線引きだなと感じられる。
そんなこんなで巨大ビニールハウス、
なんとか9割はドロの撤去が終了した。
(残りは明日に実施されるのあろう。。。)
センターに戻ると手や足にマメができており、
まあ、我ながらよくやったかな?それなりの満足感は感じられた。
相方のの都合でボランティア活動は3日で終わり、
テレビで言っいた 「是非、松島に観光に来てください!!」
に応えるため、そのまま車に乗り別な形でのボランティアの為
松島のホテルに向かったのであった。
続く。。。。
ドロの撤去作業は確かに体力のいる仕事ですね
でも、東北の方の為になることは色々あります。
目をそむけず出来ることをやっていきましょう。
現地に行かないと解らない事だらけで
ひとりひとりの力でないと
及ばない場所も沢山あるのですね
本当にご苦労様でした。
松島編も楽しみにしています^^v
私の疲れは2日もあれば取れるのですが、
連日のボランティアの方、スタッフの方々の
活躍ぶりには本当にあたまの下がる思いです。
これからも少しずつ東北の方々の為に協力していきましょう。
復興は規模も大きく、範囲も広く一言では語れませんが、
やれることを少しづつやっていくしかないのでしょう。
長い道のりです。
現地では本当に大変な苦労をされていますね。
長い道のりになるでしょうけど、
たくさんの人の力と共に1日も早い復旧を。
ビストさんも本当にお疲れ様でした^^
力を必要とする仕事だけど、やっぱり機械とかだけでは無理で
大勢の人の手を借りないといけないんですね。
ビストさんや先輩さんが活動されたところが、他の多くの被災地が
住める場所として、作物が栽培できる土地として、再び復活しますよう。
4日目も楽しみにしています^^