こんな時だからこそ(-.-;)y-゜゜
- カテゴリ:日記
- 2011/05/04 05:51:21
大震災があってから、すでに2ヶ月になろうとしています。
かなり落ち着いてきはしましたが、福島はまだ目途が付きません。
現場では頑張ってくれているとは思うのですが、出てくる情報が
断片的で全体が見えません。
ただ言えることは、チェルノブイリと同じレベル7とは言っても
福島とは違います。震度と同じように7が最高レベルで同じように見えますが
福島では地震があったときに原子炉は確実に停止していたのです。
原子炉が確実に停止しても、車のエンジンと同じでまだ熱い状態でしたので
ずっと冷却する必要がありました。不幸なことにその後の津波でこの冷却系が
3系統ある非常炉心冷却装置を含めて電源が喪失したためにすべて
機能を失いました。車のエンジンより残熱の規模が桁違いに大きいので
ずっと冷却する必要があったのですが、ご存じのようにすべての冷却機能が
喪失したために、このような事態になってしまったのです。
地震発生の際、アメリカから廃炉を全停とした協力の申し出があったよう
ですが、政府か東京電力かは分かりませんが断ったそうです。
目先にとらわれると結果この様になってしまったのです。
後悔先に立たずとはよく言った物です。
禅の教えの中に『随所に主となれば、立処皆真なり』との教えがあります。
これは自我をいつでも主体性を持ってしっかりしていることが大切だ。
とのような意味です、デマに惑わされるのはこの主体性がないために
デマを信用してしまうこと(これは理解ではなく鵜呑みなのです)に
なってしまいます。それを他の人に話をすればその人がデマの加害者に
なってしまいます。子供のように、『どうして?何故?』と素朴な疑問を
待てるしっかり大人で居たい物です。
情報の出し方が下手ですね!福島第一の状態は全体でこうなっていて
どういう問題点があって、優先してやることがこれでその道筋がこうなっている。
と言う情報の流し方が出来ないのですかね!小出しにしているから次から次と
言うことが変化していくので、まだ何か隠しているのではないか?
と考えられてしまうのです。復旧の道筋にしても何ヶ月後に行したいと言っているだけで
全体が見えません。まず全体を明らかにして、順序立てて説明して欲しい物です。
この点についてはマスコミも突っ込みがないですね!
今回、政府か東電かはわかりませんが、廃炉を恐れるあまりに正確な状況判断をできなかったのが最初のつまづきだったように感じます。
他山の石と言えばそうですが、、、あまりにも影響を受けた人が多くて深刻なので、、どうにもやりきれないですね^^;
遠州さんのおっしゃる通り、デマに惑わされず主体性をもって、せめて自分が加害者にならないように居ることが必要だと思いました。
まー何でも度が過ぎると悪く言われます。
主体性が適当なら、しっかりしている、と言われますが
過ぎると、我が強い・我が儘、と言われますね!
主体性が弱ければ、協調性がある・優しいと言われますが
度が過ぎると、自覚がない、考えを持っていない、のように
なります。
還暦を過ぎても、どうして?何故?が忘れられません>
自分を持っていることの大切さを身に沁みて感じています
何故 どうして?って思うにはそれなりの下地がないといけないですね
小さいときから 親の言うことは絶対っていう環境で育ちました
その親を冷静な目で見れるようになったとき 正しいと思っていたことが崩れました
最初から自分を立て直していくことの難しさを痛感してます
右になれぇというのは楽ですね でも選択しての右に同じとは違いますね
でもどんなことも自分が選択して歩んできたと思うとき
人のせいにはできないこともわかっています
遠州七不思議さんの文章は整然として読みやすいです^^