☆海風・陸風
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/05/04 00:23:44
海辺でキャンプするとよく分かると思いますが、海辺の昼と夜とでは風向きが逆になることが多くあります。普通、昼は海から陸に向けて風が吹き、夜は陸から海に向けて風が吹きます。また、凪(なぎ)と言われる無風状態が朝夕に数時間くらい見られることがあります。
この原因は海と陸の暖まり方の違いによります。つまり、陸は昼間太陽の熱を受けると、温まりやすいのですが、夜は冷めやすくなります。これに対して、海(つまり水)は陸と比べると温度の変化が少ないのが特徴になります。
また、空気は暖かいと軽くなり上昇するので気圧が低くなり、そこに気圧が高いところから空気が流れ込んで、風が起こります。
つまり、海と陸は相対的な温度の違いが生じるため、昼は陸のほうが気圧は低くなり、夜は海のほうが気圧は低くなります。このため海風と陸風が発生することになります。また、凪は両者の気圧差の無い状態と言うことになります。
そういえば、海辺にすんでいる妹が、
「2階の窓を開けておくと、海風が涼しくて、真夏でも冷房がいらない」
とか言っていましたね。
理科の授業みたいですね♪